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朝一番に沸かす白湯が冷えるのが
早くなってきました。

南部鉄器で沸かす白湯が
本当に本当に、おいしいんですよね、寒い朝最高。

前回に引き続き「冷える」と「冷やす」。
今回はココロ編。


ココロで変わる「冷え」

結論からお話しすると、
同じ「冷」を与えた時のその人のココロの状態で
「冷えてしまったり」「冷やすことができたり」
と受け方が変わる、ということです。


例えば同じ水を浴びる、2つの場面。
ひとつは、ドラマなんかでよく見る
失恋をしたあと、
雨に打たれて翌日風邪をひいてしまう。

もうひとつは、昔からの健康法、
さむーい冬につめたーい海で寒中水泳、
そうやって体を強くする。

どちらも水でカラダを冷やしています。
でも結果は真逆。

ココロがどういう状態かで
水を受けたときの冷えが
「病・不調」になるか「健康」になるか
変わるのです、不思議ですね。


自分のココロ

仕事でミスをして、ふいに怒られたりなんかしたら
さーっと血の気が引いて肝が冷える。
そんなことがあると
余計に焦って冷静ではいられなかったり。

どっと疲れてしまいますね。

やはり「意図せず冷えてしまう」というのは
病やココロの不調を招いてしまいがちです。

ただ、意図せず冷えた後、
あ、今、焦っているな、
冷やされちゃったな、落ち着こう。
と、ココロを冷静に、
「冷やせる」と思考が整い、めぐります。

こういう落ち着きを生むためには余裕や余白が必要。
ふうっとひと呼吸おけるチカラを普段から養う、
意識してみてもいいかもしれませんね。

こどもやまわりの人のココロ

では、あなたのまわりの人を観察してみましょう。

今の時期の子どもの服装、困りますよね。
お昼頃、遊びに行ってくるねー
という時間には半袖でいいのだけれど
帰ってくる夕方頃にはすっかり肌寒い、大丈夫かな?

だいたい、楽しく遊んで夢中になって帰ってくる子どもは
ちょっとやそっとの寒さに負けない抵抗力を持っているはずです。
帰ってきてから着替えたりするくらいで平気。

でも「ただいまー・・・」とちょっと声に元気がない。
もしかしたらお友達と喧嘩でもしたり、
なにか「もやっ」を抱えて帰ってきたのかも。
そういう時は、要注意、
「ココロが冷やされている」かもしれません。

何も聞かずにちょっとあたたかい飲み物を出してあげましょう。
そうするとカラダのほかほかがココロも温めてくれるはず。

秋は憂いやすく、なんだかさみしくなったり落ち込みすい季節です。
大切な人をいつもよりほんの少し観察して、
ハグやふれあいを多くしたり、ひざ掛けを出してあげたり、
ココロを温めてあげると、カラダも冬支度ができるでしょう。

では、3連休ものびのび、のんびり。

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