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「冷える」と「冷やす」カラダ編

こんにちはteateyaです。

だんだん朝晩が涼しくなってきて
寝室にエアコンがない我が家も
暑くて夜中に目が覚める、なんてこともなく
とっても元気です、やっぱり質のいい睡眠はなにより大切ですね。

ニュースなどでもよく耳にする「寒暖差疲労」「寒暖差アレルギー」。
まだまだ夏?というほどの暑さの日中に比べて
グンと気温が下がる夜、その寒暖差にカラダが混乱している状態です。

こんな時はあたため方や冷え対策を
よくお話しするのですが、今日はちょっと角度を変えて。

「冷える」と「冷やす」の違いのお話。


「冷える」と「冷やす」の違い。

同じ「冷え」でも
受動的に「冷える」のと
能動的に「冷やす」のでは効果も影響も違います。


今日はカラダの冷えについて。

カラダの「冷える」と「冷やす」

例えば五十肩、肩腱板損傷や肩関節周囲炎など原因は様々ですが
生活に支障が出たり、とにかく痛かったり、つらいものです。
これまでもたくさんの症例を診ましたがよく聞かれるのが
「冷やした方がいいですか?」。

これに対する答えとしては
「もし、スポーツをしたりたくさん肩を使った後に
 熱をもっていた場合は、冷やしてください。」と答えます。

さらに、
「ですが、五十肩は冷えに弱く、クーラーが当たったり、
 夜明け頃ぐっと気温が下がって冷えた時に痛みが強くなることがあります。
 だから、普段は冷やさないように、気を付けてください。」

これは同じ冷えでも大きな違い。

「冷える」とその部位が特に悪くなったわけではないのに
痛みを強く感じてしまう、そんなことが起こるのです。

不調の原因は「冷え」かも

特にこの今の時期に気を付けたいのが

「意図せずに冷えてしまって不調を招くこと」です。

思ったよりも朝方寒くてなんだかのどが痛い。
夜はお風呂上がりで暑かったから薄着で寝たら冷えて腰が痛い。
日中は暑くて半袖の中、室内のクーラーにあたって体がだるい。
まだまだ冷たい物が欲しくてアイスコーヒーを飲んでお腹をこわした。

カラダは時に
自分の身を守るために熱を発することがあり、
炎症をとるために冷やしたり、
熱を下げるためにおでこや脇を冷やしたりして
「冷やす」ことで均衡を図ることができます。

でも意図しない「冷え」や「冷えてしまった」「冷える」のは
多くの不調の原因となります。

こうして気を付けよう!

具体的に気を付けることとしては
①    汗をかいたら着替える
②    朝と夜はあたためる
(カーディガンを羽織る、飲み物を温かくするなど)
③    首、手首、足首を冷やさない(フローリングを裸足で歩かないとか)
④    クーラーに直接当たらない(車のエアコンの向き、どうですか?)
などなど。

そしてこの「冷え」は心の状態でも実は受け取り方が変わります。
その話は、次回。

無意識に「冷えて」いませんか?
少し意識を変えるだけで免疫力があがり、カラダを強くすることができます。

自分をあたためつつ、
お子さんやまわりの大切な方の様子も観察してみてください。

では、今日ものびのび、のんびりどうぞ。

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