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【活動報告】こどもひろばに参加してきました!

9月は2つのイベントを実施してきました!24日には、ウエストヒル神戸の集会所で開催されているこどもの広場に科学実験教室の先生として参加してきました!また、9日には与楽寺で、参加者みんなで「詩」を読んで対話する、という趣旨のイベントを開催してきました!

1.お寺で「詩」を読む会(9月9日)@与楽寺

4月にも開催した「お寺で「詩」を読む会」を今回も行ってきました!

「死」と「愛」をテーマにしている「詩」を事前に集めました。それを当日、参加者の方にじっくり読んでいただき、「気になった言葉」や「それぞれの詩の印象」「その詩から思い出される自分の体験」などに焦点を当てて対話していきました!

例えば、寺山修司の「はないちもんめ」という詩に「春が死んだら 自殺かな 他殺かな」という言葉があるのですが「ここはどんな意味を表しているんだろう?」ということをずっと議論していました。はないちもんめといえば、古くから伝わる日本の子供遊びの1つですが「そういえばどんな意味だったかな?」とみんなで昔の思い出を振り返りながら、じゃあこの詩はこういう意味だろうか、ああいう意味だろうか、とワイワイ盛り上がりながら語り合っていました。

他にも「最果タヒ」さんの詩や「藤井風」さん「n-buna」さんの曲の詩などを取り上げている時などには「めっちゃわかる」という言葉もあれば、「ええ、全くこの詩理解できない」という言葉もあって、感性の違いでここまで詩の解釈が変わるんだな、ということを実感していました。

2.「こどもひろば」で科学実験教室(9月24日)@ウエストヒル神戸

素敵なご縁があり、ウエストヒル神戸の集会所で開催されている「こどもひろば」で科学実験教室を開催してきました!

片栗粉と食紅で色をつけた水を混ぜると、柔らかくなったり硬くなったりする不思議な液体ができます。「なにするのー!?」と机の周りに集まるみんな。「じゃあこれ混ぜてくれる?」とお願いすると「なにができるの・・?」と眼を輝かせて、不思議そうに手を動かしてくれていました。

科学実験の他にも、手話教室や童歌など、みんながそれぞれ自分がやりたいこと、できることを最大限に活かせるような場が、空間が創り出されていました。

大人になると、こうやって何かを「こねる」という行為をしなくなるな、と感じながら見ていました。砂遊びでどろんこになってみたり、クレヨンで手を汚したり、粘土で思いっきり遊んでみたり。私は高校で講師として授業をすることはあるけれど「遊ぶ」行為をするときに使う脳や身体の場所って全然違うな、と思います。

「イベントを作り出さなきゃ」「失敗しないようにしなきゃ」
いくら頭で考えたものでも、身体がガチガチに緊張にしていたら元も子もない。
みんなが楽しむためになにを大切にしなきゃいけないのかを、教えてもらいました。