TEARDROPS

MISSION:名前のない痛みを聴く/スティグマを抱える人向けのオンラインセルフヘルプ…

TEARDROPS

MISSION:名前のない痛みを聴く/スティグマを抱える人向けのオンラインセルフヘルプグループ/子どもの居場所づくり/お寺で多世代交流イベント/神戸市西区伊川谷町を拠点に活動中/全国からメンバーを募集中

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■主な活動 企画の持ち込みや運営サポーターも大歓迎! ●メディア:神戸市西区の魅力を独自の視点で発信 ●コミュニティ:団員同士で交流できる場をリアル・オンラインで提供! ●イベント:芸術や文学、宗教や遊びなど様々な切り口で神戸市西区を盛り上げるイベント ■参加について 神戸市西区が好き!伊川谷が好き!盛り上げたい!という方であれば県内・県外問わずどなたでもご参加できます。団員数20名!学生から50代の方まで様々な方が参加しています。 ●個人団員:月額1000円 ●学生団員:月額100円(特典は個人と同じ) ●法人団員:年額50000円(申込は事務局へ)

  • TEARDROPS「100円サポートプラン」

    ¥100 / 月
    初月無料
  • TEARDROPS「1000円サポートプラン」

    ¥1,000 / 月
    初月無料
  • 法人・団体向けプラン

    ¥50,000 / 月

マガジン

  • 活動報告

  • stigma/queerを学ぶ

  • メンバーにインタビューしてみた!

  • 神戸市西区のええとこ紹介

    活動拠点である神戸市西区伊川谷町を含め、神戸市西区のええところを紹介した記事をまとめたマガジンになっています!みなさんもこれを機に足を運んでみませんか?

  • 団体紹介

最近の記事

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TEARDROPSが何者か知りたいときに読むnote

TEARDROPS(通称;ティア)は,2021年1月に任意団体として設立。 2022年1月から「NPO法人ふらいおん」に参画し,さまざまな事業を展開しています。 神戸市西区伊川谷町を主な拠点とし,現在,子どもの居場所づくり,お寺や農園での多世代交流イベント開催,無料自習室の運営(2022年8月に開放)など,多岐にわたって活動を進めております。全国にメンバーが所属しており、Discordやzoomといったオンラインコミュニケーションツールを駆使しながら交流を深めております.

    • 【活動報告】無料塾開校の準備/お寺でWRAP/子ども食堂2周年

      「しずく学習塾」開校の準備中学生向けの「無料学習塾」開校に対する想い 昨年の11月ごろから神戸市西区池上に新しく出来る無料塾「しずく学習塾」の準備をしていました。その間に、無料学習支援教室の見学、中学校や地域のPTAの方々などに挨拶させて頂いたりなどしていました。 そもそもTEARDROPSを立ち上げたきっかけとなる想いの一つが「伊川谷(正確には池上)に中高生が無料で学習できる環境を作ること」でした。 私は大学受験の勉強をするために、わざわざ隣の駅の有料自習室まで行っ

      • 【活動報告】2023年を振り返る

        2023年は、活動を始めて2年目の年でした。 正直に言えば、立ち上げた当初ほどの熱量は消えてしまいました。いや、というよりは、形が変わっていった、と言えばいいのかもしれません。 もちろん、衝動のまま、我を忘れ、中動態で、活動することができたら、それが理想なのだと思いますが、「怒り」という、人間にとって強烈な「生」のエネルギーが私を動かすの出なければ、何が私を動かすのだろう、という好奇心もありました。 私はどちらかというと、脳の中で映像や絵を呼び起こし、その絵を言葉という

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          「一日に8時間も話す?!」ティア初期メンバーに活動に興味を持ったきっかけを詳しく聞いてみた【TEARDROPS公式】

        • 固定された記事

        TEARDROPSが何者か知りたいときに読むnote

        • 【活動報告】無料塾開校の準備/お寺でWRAP/子ども食堂2周年

        • 【活動報告】2023年を振り返る

        • 「一日に8時間も話す?!」ティア初期メンバーに活動に興味を持ったきっかけを詳しく聞いてみた【TEARDROPS公式】

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        マガジン

        • 活動報告
          8本
        • stigma/queerを学ぶ
          0本
        • メンバーにインタビューしてみた!
          2本
        • 神戸市西区のええとこ紹介
          0本
        • 団体紹介
          3本

        記事

          [chapter8]社会正義に関する意識が高い「マジョリティ」に、都合よく「包摂」される「マイノリティ」たち

          「分ける」はすごい。例えば、図書館へと足を運んでみたとしよう。そこに存在する(人類の知の源泉としての)「本」は、「図書分類(アルファベティカルなものと十進分類法)」と呼ばれる方法によって分類されて、一つに纏めあげられている。私たち人間が「これは異質だ」と知覚してしまうようなものも「同質なもの」として組み合わせられている。 だが私たちが生きている社会はこのような、従来の分類方法では纏めきれないような「複雑系」なものに向かって進んでいるように思える。 確かに、現在のLGBTQ

          [chapter8]社会正義に関する意識が高い「マジョリティ」に、都合よく「包摂」される「マイノリティ」たち

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          「代表が突然消えた?!」破天荒なティア元共同代表に設立当時について掘り下げてみた!

          「代表が突然消えた?!」破天荒なティア元共同代表に設立当時について掘り下げてみた!

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          [Chapter7]「クオリア」と「スティグマ」,「同類」と「訳知り」

          chapter6の続き。 1. クオリア(qualia)『近代科学がものごとを区別すること,「切ること」を最大の武器にしている』と臨床心理学者である河合隼雄は言う。 心理学や哲学,宗教学や社会学をほとんど学んでいない学生に,「自分の(他者の)痛みを言語化しなさい」といっても何も言葉にできない.しかし,書店や図書館に行って専門書を何十冊か読み通すことができれば「痛みの細胞図」は誰でも描けるようになる.だがそれと同時に,自分が(他者が)痛みを感じたとき,その痛みを「これはモヤ

          [Chapter7]「クオリア」と「スティグマ」,「同類」と「訳知り」

          【活動報告】こどもひろばに参加してきました!

          9月は2つのイベントを実施してきました!24日には、ウエストヒル神戸の集会所で開催されているこどもの広場に科学実験教室の先生として参加してきました!また、9日には与楽寺で、参加者みんなで「詩」を読んで対話する、という趣旨のイベントを開催してきました! 1.お寺で「詩」を読む会(9月9日)@与楽寺4月にも開催した「お寺で「詩」を読む会」を今回も行ってきました! 「死」と「愛」をテーマにしている「詩」を事前に集めました。それを当日、参加者の方にじっくり読んでいただき、「気にな

          【活動報告】こどもひろばに参加してきました!

          【活動報告】お寺でミニ縁日を開催しました!

          今月は与楽寺で「ミニ縁日」の開催、コープデイズ神戸西での「無料学習室」の開放を主に行いました! 本当は、昨年ではイベントをしても、学習室を開放してもなかなか認知されず参加者も0人に等しかったんです。そこからイベントを継続して行いSNSやチラシでの発信を続けることで密に関わってくださる方が増え、今年は毎週日曜日に平均して約10名の方に学習室を利用していただくことに。他の団体・サークルさんのご協力がありながら、小さくとも満足のいく結果を残すことができて嬉しかったです。 1年間

          【活動報告】お寺でミニ縁日を開催しました!

          【活動報告】2つのワークショップを開催してきました!

          7月は,8月にコープデイズ神戸西で行う「無料学習室」の告知も兼ねて,2つのワークショップを開催してきました! 7/23(日)には「お寺の廃材を再利用したアート体験ワークショップ」を,7/29(土)には「科学実験教室」を開催!それぞれのワークショップがどのような様子で行われたのかを,簡単にご紹介します. 1.お寺の廃材を再利用!アート体験ワークショップ!このイベントを行おうと思ったきっかけは,いつもイベントの会場として利用させていただいている与楽寺で,お寺の屋根の板が痛んで

          【活動報告】2つのワークショップを開催してきました!

          【開催レポート】4/15 お寺で詩を読む会

           4/15(土)神戸市西区伊川谷町にある与楽寺にて、「お寺で詩を読む会」を開催しました。イベントの様子を振り返りつつ、レポートしていきます。 (開催からかなり時間が経ってのレポートとなってしまいましたが、読んでいただけると嬉しいです。) 1. 当日の流れ⑴自己紹介  まずは、アイスブレイクをかねて自己紹介をしました。この時使ったのが、「質問カード」です。様々な質問が書かれた紙を、一人一枚引いて答えてもらいました。「質問カード」は詩について話すときのお題用にも使いました。

          【開催レポート】4/15 お寺で詩を読む会

          [Chapter6]スティグマは伝染する

          「スティグマ」とは日本語で言うと「烙印」。かつて奴隷制度があったときに、奴隷の体にやけどのような形で番号振っていて、それが奴隷であることの烙印だったように、現代では、障害者や女性、LGBTであるとかそういった『人々の集団を定義するカテゴリーに対して貼られ、かつ価値を貶めるようなもの』のことを「スティグマ(烙印)」と呼んでいる. また、ゴッフマンという社会学者は「スティグマ」を『深く名誉を傷つける属性であり、汚され、無視された人へと弱めてしまうもの』と定義

          [Chapter6]スティグマは伝染する

          【開催レポート】5/20「お寺でARスタンプラリー」

          2023年5月20日(土)、神戸市西区伊川谷の与楽寺にて、「ARスタンプラリー@与楽寺」を開催しました。イベントの様子を振り返りながらレポートします。 今回は、団体初となる子供向けのイベントを行い、楽しい土曜のひと時を過ごすことができました。🙌 イベント概要まず参加者には、小学校低学年・高学年ごとに、スタンプシートとこちらのシートが配られます。🔍 低学年向け(~小学校3年) 高学年向け(小学校4年~6年) そしてお寺の中に隠されたシートの問題5つに答えて、スタンプ

          【開催レポート】5/20「お寺でARスタンプラリー」

          [chapter5]ロゴスlogosから抜け出せない

          私たちは「星座」の網の目にとらわれて生きている.カントが「純粋理性批判」で描き出したように,ヨハネ福音書の冒頭の句「はじめに言葉(logos)ありき」という言葉が象徴するように,人間の思考がロゴス化することは止めようがない.そこで「ロゴスlogos」とは別の思考のあり方として山内得立は「レンマlemma」という思考の枠組み,土方巽は「暗黒舞踏」,福岡伸一は「動的平衡」という言葉と概念を打ち出すことで,私たちがいかに言葉やロゴスlogosの呪縛から逃げられない生物なのかを露呈さ

          [chapter5]ロゴスlogosから抜け出せない

          3/11(土)「お寺で対話型アート鑑賞」開催レポート

          去る2023年3月11日、神戸市西区伊川谷の与楽寺にて、「お寺で対話型アート鑑賞」を開催しました。イベントの様子を振り返りながらレポートします。 「対話型鑑賞」とは? まずはじめに、「対話型鑑賞ってナニ?」と思われた方もいるかもしれません。 対話型鑑賞とは、読んで字のごとく、参加者の「対話」を通して作品考察を深めようとする「芸術鑑賞」スタイルのひとつです。 まず参加者は各自で作品をじっくり観察し、「作品の中では何が起こっているか」、「どんなことが表現されているのか」を読

          3/11(土)「お寺で対話型アート鑑賞」開催レポート

          [Chapter4]みんな洞窟の中で太陽に照らされた自分の影だけ見てる

          「名前のない痛み」ってなんだろうなって団体を立ち上げてからずっと考えていた。たくさん本を読んだけどどれもしっくりこなくて。でも「痛みを分類分けしても生きづらさは無くならないな」ってことだけは確信している。HSPだとか不登校だとかLGBTQだとか、SNSには名前を知ったことで救われたと言う人もいるみたいだけど、結局時間が経てば「なんで生きているのか」という大きな問いが自分の背後に覆い被さってきて「ああ、名前のある痛みに救いはなかったのだ」と、そう悟っていくのが定番の流れ。 な

          [Chapter4]みんな洞窟の中で太陽に照らされた自分の影だけ見てる