【活動報告】2つのワークショップを開催してきました!
7月は,8月にコープデイズ神戸西で行う「無料学習室」の告知も兼ねて,2つのワークショップを開催してきました!
7/23(日)には「お寺の廃材を再利用したアート体験ワークショップ」を,7/29(土)には「科学実験教室」を開催!それぞれのワークショップがどのような様子で行われたのかを,簡単にご紹介します.
1.お寺の廃材を再利用!アート体験ワークショップ!
このイベントを行おうと思ったきっかけは,いつもイベントの会場として利用させていただいている与楽寺で,お寺の屋根の板が痛んでいるので取り替えようと思っている,という声を聞いたからでした.廃材が出るので,何かに活用できないだろうか,と仰っていらしたので「地域活動のために,私たちの団体の方で活用させていただけないでしょうか」と提案させていただきました.
板の大きさは,一辺約50cm.(最終的には四等分することになるのですが)何に使おうか、と考えた時にふと「芸術にまつわるイベントがしたい」という考えが思いつきました.
なぜ芸術のことをその時考えていたかというと、とあるプログラムで絵を描く機会があったのですが、その時に「なぜこんなにも枠線からはみ出さないように色を塗ってしまうのだろう」と、自分にかかっている無意識なバイアスを感じ取るような体験をし、その時から「衝動のままに人が絵を描く様子を、絵を、見てみたい」と強く感じるようになりました.
そこで思いついたのが「テクスチャーアート」です.テクスチャーアートとはアクリル絵の具と粘度のあるペーストを使用し絵肌、質感、凸凹を表現する技法で描かれた抽象画のことで、立体感や奥行きを楽しめるアートです.そしてなんと、100均に売ってある重曹と絵の具を混ぜるだけでこの「テクスチャーアート」が再現できるとのこと!
重曹と絵の具を混ぜるだけで、下の写真のように水っぽさが残った粘土のような感触のある絵の具になります.これを廃材に塗っていくわけですが、板そのものの素材を活かしたかったので、マスキングテープ(木工用)を張り、わざと木材の部分が露出するように工夫しました.
何回か練習を重ね、めでたく当日を迎えました.最初は「誰か来てくれるかな」と不安な気持ちで受付していたのですが、鮮やかな色をした絵の具たちがよく映えてくれるおかげか、段々「参加したいです!」という子供たちが増えていきました.大人も子供も熱中して絵を描いていて、お子さんの中には手を直接絵の具に付けて、表現を模索している子もいて、とっても驚きでした.
遠方の方からたまたま参加しに来た、という方もいらっしゃったので、とっても嬉しかったです!ありがとうございました!
2.家で簡単にできる実験教えます!ミニ科学実験教室!
代表の私(児玉)が、中高理科の教員免許を持っていることから、科学の魅力を1人でも多くの人に知ってもらうべく、科学実験教室を行ってきました.この日は「つながるマルシェ」というイベントが行われており、県内のいくつかの福祉事業所の方々がフリーマッケットを開催しているなか、我々TEARDROPSは「科学実験教室」と題し、ワークショップを開催.
この日行ったのは「色水で作る噴水」「力を入れると固くなる不思議な液体」「ペーパークロマトグラフィー」などの実験です.最初から大盛況で、2時間ほど参加者が絶えませんでした.
参加者のお子さんの中には時間を空けてもう一度来てくれた子もいて、とっても嬉しかったです!
8月の毎週日曜日に、コープデイズ神戸西2Fつどいの部屋で行われる「無料学習室」でもアート体験や科学実験教室、プログラミング体験などのワークショップを開催していますので、よければご参加くださいませ!