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インターハイ 自転車競技の種目

インターハイ自転車競技は、大きく分けてトラック競技とロードレース競技の2種類があります。

自転車といえば「競輪」が頭に浮かぶと思いますが、自転車競技は陸上競技と同じように様々な種目があります。

競輪場を走る短距離中距離競技が、個人7種目、チーム対抗2種目

一般道を使った長距離を走るロードレース1種目

合計男子10種目、女子5種目の競技があります。

短距離、中距離種目は、主に周長400メートルの競輪場または自転車競技場が使われます。




<個人種目>


スプリント(男子)

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予選は一人ずつ、トラック1周半600メートルの助走をつけて、200メートルのタイムトライアル
上位は18名は、1対1の勝負 2周レース
1/4決勝以降は3回勝負、先に2勝した選手が勝ち上がり
予選、1/8決勝、敗者復活、1/4決勝、1/2決勝、決勝

(一番速いのは誰かを決める 予選トップ10秒5 前後 陸上で例えると100メートル)


ケイリン(男子、女子)

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7名前後でスタートし、2km5周で争われる
最初の3周前後は先導誘導があり、追い越してはならない
予選、敗者復活、1/4決勝、1/2決勝、1-6位決定戦(7-12位決定戦)

(スピードと駆け引きが勝敗を分ける)


1km TT(男子、女子は500TT)

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静止した状態から 1kmのタイムトライアル
決勝のみ

(駆け引きなし一発勝負 トップ1分5秒前後)


3km IP インディデュアルパーシュート(男子、女子は2kmIP)

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1対1でホーム(スタートゴールライン)とバック(反対側)に分かれ、静止した状態から3kmで争われる
予選はタイム順、上位4名は決定戦へ進出し、タイム上位または追い越した選手が勝ちとなる
予選、決勝(3-4位決定戦)

(自分との戦い トップ3分25秒前後)


4km速度競争(男子)

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10名前後でスタートし、4kmの最終着順を競う
ただし、他の選手の後ろに付くと楽に走れてしまうため、ホームとバックを、合計2回以上先頭で通過しなければならない
予選、準決勝、決勝

(先頭責任をどこで完了させ、最後の勝負に挑むかがカギ)


スクラッチ(男子)


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予選6km、決勝8km、20名前後で争われる
最終着順で勝負が決まる
予選、決勝

(短距離系のスピードがある選手が勝つか、それとも中長距離系の持久力ある選手が勝つか、駆け引きが見どころ)


ポイントレース(男子、女子)


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予選16km、決勝24km、20名前後で争われる
2km5周ごとにポイントを獲得する
1位5点、2位3点、3位2点、4位1点、最終周回は倍の得点
1周追い越した選手には20点加算
合計得点で勝負が決まる
予選、決勝

(どこでポイントを獲得するか、最後の倍点に備えるか、1周追い越しの大量得点を狙いに行くか、駆け引きが見どころ)


<団体種目>

チームスプリント(男子)

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各チーム3名1組で隊列を組んでスタートし、3周1200メートルで争われる

ゴールラインを先頭選手が通過したタイムで計測されるため、1周ごとに1名の選手が全力で走行し離脱する

(トップ1分15秒前後 陸上で例えると 4×100mリレー)


チームパーシュート(男子)

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各チーム4名1組で隊列を組んでスタートし、10周4kmで争われる

風の抵抗を分散させるため、先頭交代しながら走行し、ゴールラインを3番目に通過した選手のタイムで勝負が決まる

(トップ4分20秒前後 陸上で例えると 4×400mリレー)

チーム競技は、スプリントとパーシュート、どちらか一方しか出場できません。短距離系のチームならチームスプリント、中長距離系のチームならチームパーシュートに出場します。



ロードレース(男子、女子)

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一般道路を封鎖したり、サーキットを使ったりして、距離80km前後で争われ行われる長距離種目

140名前後が出場

(陸上で例えるとマラソン およそ2時間前後)


以上、男子10種目、女子5種目があり、個人と団体総合で争われます。











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