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自転車 ジュニアオリンピック

長野県松本市美鈴湖自転車競技場で、JOCジュニアオリンピックが行われました。

参加したのは、

U17(2005.2006年生まれ)ポイントレースに中学3年のYAMATO

ジュニア(2003.2004年生まれ)ポイントレースに高校2年のGEN

兄弟揃っての参加です。

YAMATOは、初めての全国大会、親元を離れてのレースです。協力してくださった県車連の皆様に感謝です。東予港からフェリーで出発し、翌朝大阪から長野に向けて車での移動です。

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美鈴湖自転車競技場は、333メートルのバンクで、いつも走っている400メートルバンクと違い、一周の距離が短く、カントのキツイコースとなります。不思議なことに、自転車競技は周長の短い競技場ほどスピードが出ます。たぶんコーナー中にかかるGが、前へ進む力に変わるのではないかと思います。

ポイントレースは、6周ごとにポイント周回があり、1位2位3位4位に、それぞれ5点3点2点1点が与えられ、最終周回は倍のポイントが加算されます。距離は16km、合計8回のポイントで争われます。

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U17の選手は全国から選抜された16名。そのうち14名は高校生です。YAMATOにとって、集団に付いていけるか、ちゃんとポイントレースになるか、わかりませんがレースはスタートしました。

全てのポイント周回で頑張りますが、6回目のポイント周回まで、無得点。5位通過、6位通過とあと一歩の順位が続きます。ポイント周回はあと2回。そこからYAMATOは渾身の力でアタック。集団から一人で飛び出します。しかし、集団もそれを許さず全力で追いかけます。7回目のポイント周回も5位通過。最後の8回目もポイントに絡めず、最終的に無得点。13位という結果になりました。

結果はともかく、高校生相手によくアタックしたものだと感心しました。正直、まったく何もできずに終わるのかと思いました。今回の挑戦は、きっと来年につながると思います。

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続いて、ジュニアポイントレースにGENが出場しました。同じチームから4名の出場です。今回、チームからある一つのミッションが言い渡されたようです。

今回のポイントレース、一ヶ月後に迫ったインターハイの前哨戦としても考えられ、全体のレベル、展開、スピードを確認する場でもあります。インターハイにはある4km速度競争、スクラッチの種目が今回はないため、ポイントレースに実力ある選手が集中しました。

GENは、2回目のポイント周回が終わったあと、集団から飛び出し、3回目のポイント周回を1位通過。その後、集団に戻りますが、集団のペースが予想以上に速いことに驚いたようです。結局、最後のポイント周回で3位、倍の4ポイントを獲得し、合計9ポイント、4位でレースを終えました。

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高校になって約1年半、トラックの実力は確実に上がっているように感じます。中学生の頃は、県大会の4km速度競争で、スタート直後あっという間に周回遅れになっていました。そのことを考えると立派な成長です。

そして、ポイントレースでチームから課せられたミッションはどうだったか。それは残念ながら達成されなかったようです。


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高校生の中ではメインの大会となるインターハイは8月の下旬に行われます。あと一ヶ月で個人種目、そしてチームとしてどこまで仕上げられるか、遠くから見守りたいと思います。


1:17:00〜U17ポイントレース

1:48:00〜ジュニアポイントレース





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