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全日本自転車ロードレース

2022年6月、京都府美山町で全日本ロードレースU15,U17,ジュニアの大会が行われました。

今回U17クラス(2006年2007年生まれ)に参加したのは高校1年のYAMATO。初めての全国大会です。今年の県トラック、四国トラックでは手も足も出ませんでしたが、高校に入学してから周りの環境によって徐々に調子を上げてもらっています。


スタート位置はほぼ最後尾でしたが、1周回ってくると集団前方に位置し、チームメイトと協力しながら周回を重ねていきます。


最終ラップ、最終コーナーに20位前後で入り、
向かって左から進路を切り開き、加速していきます。


結果は、4位。


1年生の間はリハビリと基礎体力の向上だと思っていたので十分すぎる結果です。チームメイトに恵まれ、お互いに刺激し合い、切磋琢磨しています。


次に、ジュニアクラス(2004年2005年生まれ)に高校3年のGENが出場しました。中学3年生以来3年ぶりの全日本ロードです。


補給所は坂を下った後の緩い上り坂にあり、40km/hぐらいのスピードが出ています。そのため、多くの選手が補給に失敗し、さらに真夏を思わせる暑さのため、熱中症でリタイアする選手も出ました。GENは2回目のチャレンジでなんとか水分の補給に成功しました。



ファイナルラップ、中間地点、積極的に前に出て動きます。


そしてラスト300mの最終コーナー、激しい位置取り合戦の中、先頭で立ち上がり、最後の力を振り絞ります。

が、脚が限界


結果7位。


二人ともよく頑張りました。挑戦もしました。それに落車もせず、メカトラブルにも熱中症にもならず、最後まで無事走り切りました。本人たちは悔しがっていましたが、これからのレース活動を考えると十分といえる結果です。外から見ているだけではわからない駆け引きやトラブルもたくさんあったと思います。それらが全て貴重な経験や財産になり、今後につながります。

年間を通して満足のいくレースは、1回あればいいほうです。1年で大きく成長するより、毎年確実に成長することの方が重要に思います。悔しい結果によって「今度こそは」という向上心が芽生えるとずっと成長を続けられます。

各クラス、最後のスプリント勝負になりましたが、勝ち切った選手は見事でした。おめでとう。そして一緒に走ってくれた選手の皆さん、主催に携わってくれた地元の人や関係者の人たち、皆さんありがとうございました。



会場付近を移動中、立派な御神木がありましたので思わず止まって写真を撮らせてもらいました。




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