【振り込め詐欺】を予防する
※これは実話です※
ある日一本の電話が鳴りました
「振り込め詐欺が増えていますので
気を付けて下さい！」
とある会社からの電話でした
その会社の方はこう言います
「振り込め詐欺に引っ掛からない為に
月額〇〇円で対策ができます！」
「振り込め詐欺にあってからでは
遅いです！！」
「振り込め詐欺の電話は
急増しています！！！」
「先ほど電話したご自宅でも
振り込め詐欺の電話がかかってきて
危なかったそうです！」
振り込め詐欺どころか
全く鳴らない家の電話…
久しぶりに鳴ったと思ったらこの電話…
これ自体が詐欺なのではないかと
思ってしまうほどですｗ
何か危険が漂った時…
当たり前のことかもしれませんが
予防策が生まれます
そして人々は
それは絶対的にイイことだと信じて
人のために役に立っていると
疑うこともせずに動きます
「毎月お金を支払えば
振り込め詐欺を回避できます」
確かに本当に危うい人達には
救いのイイことなのかもしれません
また
危険のおかげで
お金儲けができる意味でも
救いのイイことになっているのかもしれません
けれど
その場しのぎではいたちごっご…
不安を煽り過ぎて
判断を鈍らせる行為は逆に危険…
相手のためにではなく
世の中のためにではなく
売上が目的となってしまっては…
対症療法のような
根本的には変わらない世界が
繰り返されてしまうのではないでしょうか
臆病者のわたしも
危険からは逃げて逃げて生きてきました
目の前にある一時的な危険という
とてもとても狭い世界で
いたちごっこのグルグル世界で
ただひたすら逃げ回って生きてきました
だからこそ余計に感じるのです
危険回避＝イイこと
予防策＝イイこと
ではない世界があるということを…
ものすごく根本的な部分を
もうわたしたちは
見ることができなくなっているのかもしれません
もちろんわたしも…
でもその中でも
わたしは感じています
避ける・排除・戦う・争う
などではなく
共存
という道があるのではないかと…
共変
できる仲間がいるのではないかと…
これは決して
犯罪を賛成しているワケではありません
世界を変えようとか
犯罪者を減らそうとか
大それたことが言いたいワケでもありません
ただ予防策は…
一方向から見たら
素晴らしいことなのかもしれませんが
その素晴らしいことが
戦いとなっているのではないのか…
根本的には何も変わらないことを
ただ違うステージで
やっているだけに過ぎないのではないのか…
ふとわたしは感じるのです
そしてわたしは
振り込め詐欺を予防できる素晴らしいご提案を
丁寧にお断りしました
共存・共変の鍵は…
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