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『ドキュメント山小屋とコロナ禍』出版

今月、『ドキュメント山小屋とコロナ禍 山小屋の<未来>を展望する』(山と溪谷社、1,000円+税)が出版されました。
このなかに、team KOIで約50ページほど執筆いたしました。

team KOIの成り立ち、夏に実施したコロナ感染対策のための山小屋訪問について、赤岳鉱泉の宿泊営業再開に向けた準備とトレーニングについて書いています。

「新型コロナウイルス感染対策のための山小屋訪問の実際」の章は、救急医の稲垣泰斗が執筆しました。team KOIでは、昨夏、稲垣を中心に八ヶ岳と南アルプスの合計12軒の山小屋を訪問しました。
現場で、互いに情報と意見の交換を行ない、それぞれの山小屋にとって適した、効果的な感染対策を探るというのが、目的です。
訪問の方法や、訪問後に得たデータなどは本書をご覧ください。
山小屋訪問は、山小屋の実際を知り、私たちにとっても学びが多かったです。私たちの訪問を快く受け入れてくださり、ともに考えるという貴重な機会をいただいたことに、あらためて山小屋の皆さんにお礼を申し上げます。

P122 ~P123に掲載した「登山をする際に気を配りたいこと」のポスターは、デナリの大野舞さんがイラストを描きデザインしてくださいました。
大野さんは、佐藤泰那の仕事仲間です。
「いま必要な取り組みだと思います。私でよければ、でもできることをやらせてください」とお引き受けくださいました。
私たちにとっては、大切なチームメイトです。

なお、柏澄子が北アルプス、南アルプス、八ヶ岳のそれぞれの山域について、山小屋の方々にインタビューし、2020年を振り返った内容を書いています。このようなチームメイトそれぞれの活動は、team KOIに持ち帰り、今後の活動に役立ていきたいと思っています。

そのほかに、山小屋の当主からの報告や座談などが載っています。
ぜひお手にとって、ご覧下さい。

本書詳細はコチラ → http://www.yamakei.co.jp/products/2820510680.html

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