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練習にも賞味期限がある。トレーニングの刺激は慣れたら刺激ではなくなる。

マスターズ陸上歴20年目。
日本一脚の速いシニアモデルHALです。
一億人総アスリート計画。
元400m日本記録保持者高野進の陸上教室指導者でもあります。

さて長く陸上を続けていると
よく聞かれるのは
「どんなトレーニングをされてますか?」という質問です。
必ず答えは
「今は〇〇です」
なぜ今はと敢えて答えるのは、
私はずっと同じことをやらないからです。
特に神経系の動きに関しては
(例えば階段高速駆け上がりなどクイックネス)は
慣れると神経に効かなくなるというか、刺激として入らなくなり
「こなす」という方向にいってしまう気がします。
これはあくまでも個人的な意見ですが。

従って最近のマイブームは縄跳び。
でも縄跳びも今年度中に終わるかもしれません。
「しれません」というのは感覚が
「こなす」ことがなく
バリエーションが増えたら
枝葉が広がるようなメニューができたら
継続ができます。

とにかくマンネリが1番、
人を退化させる気がします。
もちろんぶれない軸があってのことで。
あれもこれもとっかえひっかえに
してたらそれは
「自分」を見失います。
ただ同じことばかりをしてると
脳に刺激がなくなります。


だから私は新しいことにチャレンジすることも大好きです。

誰かに新しい本を教えてもらったら
読んでみる。
新しいカフェができたら
行ってみる。
会いたい人がいたら
すぐに会いにいく。 
新しい走りのドリルを教えてもらったら
まずはやってみる。

そこから自分流でできるか、
自分の走りの動きにマッチしてるか
決める。

とにかく新しい刺激を
日常生活からももらうこと。
知らない世界を知るってとても大切。
それもアンチエイジングのひとつかもしれません。

運動とは

「運」を「動かす」こと。
前の記事で
「走り」と「歩き」の違いを書きました

「歩き」でも「走り」でも
私は「運動」だと思います。

最近トップアスリートの人と
雑談のなかに
「実はJOGってすごい大切だよね。」という話題になりました。


ゆっくりゆっくり走るからこそ
走りの感覚が研ぎ澄ますことができる。
実は全力より季節も感じることもできる。

だから何も考えないJOGはもったいないのです。

スピードを出さなくても
重心移動のトレーニングや
体幹トレーニングにもなります。

では「重心」ってなに?
答えは
「物体のつりあうところ」
やじろべえを想像してみてください。
自分の身体の中心を移動させることが
より速く走れるということなのです。
従って
そう、みんな同じ重心移動ではないのです。

結局YouTubeでも、
誰かの受け売りでもなく

答えとは

「自分の中にある」

これが感覚が理解できてるかできてないか。
ここが長く続けて、ケガをしたとしても自分に向き合って治すことができるのかとも思います。

さてさて
夫婦関係においての
賞味期限はどうするのか?笑


人生最後が
賞味期限切れってかっこいいかもしれません。


このテーマはこの文章だけでは終わらないのでまた年齢を重ねて熟成した頃に
綴りたいと思います笑

トレーニングも、
レースも、
人生も
なかなか思うようにはいきません。

だからこそ人生は面白いんだと思います。

冬季トレーニングは毎年新しいことにチャレンジ。
走りだけでは同じ筋肉しか使ってないので。
この冬はびっくりするようなトレーニングしたいと思います。
乞うご期待!!

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