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#5 物が捨てられない人へ

(2019年10月その5)
終活が始まっている私自身が、まだまだ捨てるべきものを捨てていないのですが、今日現在の捨てるものの目星はついている状態です。

物欲というほどの買うことへの固執はないのですが、もうすでに手に入れているものや、誰かにとって不要となったものは活かしたいという感情はあります。

ですから、捨てることの快感も得られていますが、捨てずに何かに使えないだろうかと考える感情もまた、大きくあります。

私の家の近くに、イベントやさん(というのかな?そういう会社)があって、水曜日に1週間分のごみを業者が取りに来ます。

イベント会場の設営に使ったようなものなので、その造形物たちの使用は1日から1週間程度でしょうし、そこに使わなかった部材も捨てられます。何かに使えないか?といつも思っていたのですが、先日、私と同じように考えている人が、その会社の人と話していました。
捨て物で使えるものは使いたいですから。同じことを考える人はいるものです(笑)

今、経営している施設でも「布」などをいただき、商品を作り売っておりますし、福祉施設と言えばバザーなどでいらない洋服や食器などをいただき、売って資金にしているところもあります。

そういうものをいろいろやっていると、何かに使えそうだから残しておきたい!という気持ちもあり、そこと葛藤しつつ自分の終活を考え、捨てたいという気持ちもまた存在するのです。

さて、私にも家族がいて、ふたりの子どもたちを育てている時も片付けや物の処分には、ひと工夫をしてきました。

そのことは利用者の生活にも役立つアドバイスとなりました。
なので、今日は、それを8つのヒントとして書こうと思います。

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