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博多 男の心意気にビジネスの原点を見た

【 博多の男の心意気を味わう】
福岡で食べ物と言えば
『とんこつラーメン』が有名ですが、
他にも『うまい』と叫びたくなる食べ物があります。

私は以前、飲食店や企業のコンサルをしていました。
その一つにやきとり店があり、福岡で有名な『かわ』を提供していました。当時は1本90円で、今は150円で販売しているようで、
この『かわ』ですが、元々『かわ屋』という店がありそこが発祥の地と言われ、そこから福岡のいろんな居酒屋に波及して、今では『かわ』の店はたくさんあります。​

この『かわ』ですが、私も作っていましたが、慣れた人でも手作業で巻いて、一時間に10本から15本しか作れない手間がかかるやきとりです。

どの店も、巻く為に人を雇っていました。
『かわ屋』の大将が、働いていた人に暖簾分けをして、広まったと聞いています。

飲食店は、男気でやっている店が多いのですが、自分だけの商品ではなく地域に貢献したいと思い『かわ』の作り方を広めたおかけでここまで広がったのではないかと思います。​

もう一つ、『いか料理』と言えば佐賀県の唐津が有名です。

​ここも、生きたイカをさばく技法で提供していた店が、唐津のソールフードとして発展したくて、唐津のいろんな店に伝えてそれが発展して、唐津で有名な『いかしゅうまい』が出来たそうです。​

『いか』を調理していく中で、刺身として提供できない部位を『いかしゅうまい』として販売しているそうです。​

今では唐津以外に、空港などいろんなところで販売されています。
いかの料理技法を公開していないと『いかしゅうまい』は広まっていないと店主が語っていました。​

他にも、福岡近郊には自分の店だけが儲かればいいという考えではなくて、地域の為に貢献したいと思いで始まったソールフードが沢山あります。

飲食店のコンサルで料理を手伝いながら、『職人たちの心意気』
を教えて頂きました。​

私もそんな心意気を見習って、いまのオンライン教育で画像編集や動画づくりなどSNSで悩んでいる方に少しでもお役に立てるように動画づくりのデータを公開しています。

​講座では生徒に『バクっていいよ』といつも言っています。

​「先生、そんなに公開したら困らないですか?」と聞かれた事もあります。

​少しでもお役に立てるデータや技法を提供して、本業や副業で頑張る方のお役に立てればいいかなぁと思っています。

​これまで仕事で色んな経験をしてきましたがその中でどんな仕事内容であっても、『自分だけが儲かれば良し!』という考えのもと始まる仕事・商売は、一時はうまくいっても後で必ず衰退していきます。

​想いが先にあって、初めて人に伝わり、そしてそれは勝手に繁栄していくのです。​

今週末は、『やきとりのかわ』を食べに行きます。
​プロと素人が巻いたのはすぐわかるので、『これは巻き方が甘い』
とチェックしながら食べるのが楽しみの一つです。

少しでもかわやの大将の心意気を伝えたいと思います。

これからも、福岡のソールフードを紹介したいと思いますので、是非、福岡に遊びに来て『博多の男の心意気』も感じていただければ嬉しいです。

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