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直感的オイルパステル

前回記事で、年内の電子ピアノ購入を前向きに検討していることを書いた。

しかし、電子ピアノ以上に時間とお金を費やしたいと思うものができたので、電子ピアノ購入はひとまず延期にした。

その「時間とお金を費やしたい」と思ったものとは、オイルパステルだ。

私は普段、鉛筆で人物画を書くことを好んでいるのだが、先日、なぜだか急にカラーで描きたい気持ちがむくむくと湧いてきた。

ただ、手持ちの透明水彩やアクリル絵の具では準備などが面倒で使う気になれず、かといって描くのを諦める気にもなれず、どうしたものかと思案していた。

その時、クレパスのことを思い出し、手持ちのサクラクレパスをひっぱりだして思い付くままに色を手に取って描いてみることにした。

オイルパステルは、油絵の具のように下に塗った色と混色しながら直感的に描くことができるうえ、仕上がりも油絵のような雰囲気で描ける。

そうそう、これこれ!

油絵は高校の授業で描いただけで、また挑戦してみたいと思いつつも、においや準備・始末が大変なことがネックになって手を出せずにいた。

でも、オイルパステルなら紙さえあればすぐに描ける!
それも、描いてみたかった描き方、風合いで!

透明水彩の透明感にあこがれて挑戦したこともあったのだが、色の作り方・塗り方・描き方が、私の描きたい方法とは相性が悪いことに気付き、本格的に習得することは断念していた。

その点、オイルパステルは私の描きたい方法・描きたいタッチにマッチし、そして何より手軽に描けるという、全方向的に私にぴったりはまったのだ。

そういうわけで、木箱に入ったちょっと上等なオイルパステルセットを思い切って入手することにした。
それに合わせて足りないサイズのスケッチブックも追加で購入し、その時々の「描きたい!」にいつでも応えられる準備を整えるのだ。

ちなみに「書く」方は、遅々としてはいるものの、色んな方法を試し、学び、でも結局は自分が楽しめる方法でやるのが一番だなと思い直したりしながら挑戦し続けている。

私は「書く」なり「描く」なりで何かしら手を動かし、自分というフィルターを通して見える世界や人を表現することが心底好きなようだ。

手を動かすという意味では、もしかしたらピアノも何か通ずるものがあるのかもしれない。
だから、電子ピアノもおいおい手に入れる。必ず。


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