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因島フィールドワーク合宿~振り返り編~Vol,3

こんにちは、まだまだ暑い日が続きますね。夏休みの宿題はいつも最終日にまとめてやる(そして終わらない)派でした、「ぐっさん」です。この振り返りも、思っていた通りぎりぎりになりました。

さて、先に投稿してくれた他のメンバーに倣って、わたしの9日間の振り返りを書いていきたいと思います。

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1.一番印象に残ったこと

因島フィールドワーク合宿で一番印象に残ったこと。まず思い浮かんだのは、主催してくださった方、参加した他の3人の隊員の皆さんも含め、ここに集まった人すべてが「ポジティブ」で「クリエイティブ」だったということです。

今回の因島フィールドワーク合宿は、参加しなければ知り合うことはなかったであろう隊員との新しいつながりができただけでなく、主催していただいたteam34(国際協力や開発分野で活躍されている方たちの会)の方や、酒井さん(島でお世話になった株式会社Plusの社長)から直接お話を聞くことができる貴重な機会にもなりました。

主催していただいたteam34(広島出身で活躍されている国際協力や開発分野方たち)の皆さんや酒井さんは、初日のバーベキュー、翌日の島内視察やランチタイム、いつでもどこでもどんな時も、「こんなことしたい」「あれもいいよね」「これもいいよね」と、次から次へと色々なアイデアを出しておられました。「じゃあこうしよう」と、具体的な道筋までできていて、成程さすが、

また、今回ここで初めて出会った隊員のみなさんも、どこからそんなに元気が溢れてくるんだろう、と思うぐらいに、早起きしてから夜に全員集まってボードゲームをするまで、とにかく動いて動いて動きまくる人たちでした。

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酷暑のなか毎日10キロ以上走ってもなお一番元気で、「疲れ」という言葉を多分知らない仲村君。

朝5時からオンラインレッスンを受け、語学の試験に合格するという目標に向かってストイックに勉強するポンちゃん。

そして合宿最終日、「少しでも早く&長く海に入りたい」と、私が起きてきたときにはシェアハウス内のほぼすべての公共スペースの掃除を終わらせていた、りーえ。

とんでもないスケジュールこなして疲れているはずなのに、最終夜のボードゲームに付き合ってくれたシェアハウスの管理人、KPも。

人生を豊かにする術を知っていて、楽しく前向きに生きることに貪欲な人たちだと感じました。

そんな素敵な人たちと過ごした9日間が退屈だったワケがありません。毎日新しいことに気づき、みんなで共有して、アイデアを出しあって・・・、日本に帰ってきたことをプラスに考えられる時間になったことに、あらためて感謝の気持ちでいっぱいです。

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2.新たな気づきや学び

このフィールドワークでのいちばんの学びは、「自分の足で稼いだ情報こそに価値がある」ということです。

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たとえば、尾道ラーメン。(因島の話じゃなくてごめんなさい)

私は、前乗りと後泊で尾道に宿泊して、ラーメンを合計5杯食べた帰りました。ラーメン部として普段からあちこち食べ歩いている者としては、大人の事情が絡んだグルメサイトの口コミはあまり参考にならないと思っています。大切なのは生きた情報。それを手に入れられるのは、目の前に居る、美味しそうなラーメン情報を知っている、もしくは知っていそうな人だけ。

1杯も失敗したくない私は、コワーキングスペースのスタッフさんや、ラーメン屋の列に並んでいる人、因島でお世話になった美味しいご飯屋さんのオーナーなどなど、「グルメへのこだわり強そう」「ラーメン好きそう」と感じ取った人に詳しく話を聞きました。

話しているなかで自分が感じ取ったその人自身の印象が、情報に重みづけされて、自分のなかで価値のあるものへと変わっていく。それこそが、自分の足で情報を集めることの真価であり、醍醐味なのだなと、ラーメンをすすりながら実感しました。

そして食べたラーメンは・・・もちろん美味しかったです。大満足です。

因島でももちろん、同じことを体験しました。特に今は、お店もやっていたりいなかったり、時間も変わっていたりいなかったり、インターネットでアップデートされていないこともあるため、実際に行ってみないとわからないことも多々ありました。

また、地元の人なら当たり前の情報でも、外から来た私たちにはそうとは限りません。因島を知り尽くした酒井さんやシェアハウスの管理人KPをはじめ、フィールドワーク中にいただいたあらゆる情報がわたしたちの9日間を豊かにしてくれました。

だからこそ、情報の羅列に終わらず、その人のバックグラウンドやその場所での特別な体験、新たな発見、120%楽しむためのTipsなんかをまとめて発信できる場所があればいいなと思い、今回のフィールドワークの締めくくりとして「いんしぇあ!」を立ち上げました。

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最後に

9日間の、はじめましての人たちとの共同生活とフィールドワーク。

退屈な時間を過ごすには長すぎるし、楽しいことをするには短いよな、と考えながら、青春18きっぷ片手に7時間電車に揺られて広島までやってきましたが、あっという間に折り返し、あっという間に最終日と、本当に一瞬で終わってしまい、楽しい時間を過ごさせてもらったんだなあと改めて感じています。

コロナがなければ、コロナのせいでと、日本で過ごす日々がまるでマイナスの積み重ねであるかのように考えてしまっていましたが、刺激的な毎日と前向きな隊員みんなのおかげで、自分にとって意味のある日々をつくる努力をする決心がつきました。

因島フィールドワークでお世話になった皆様のおかげで、本当に実りある時間を過ごすことができました。この9日間で大好きになった因島にも、また遊びに来たいと思います。本当にありがとうございました!

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