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カナダで出生前遺伝子検査

妊娠生活の記事はこちらから

1回目の電話診察の際
「Genetic Screeningには興味ある?」
と聞かれました。
結論から言うと一応受けてみて、特に異常は見つかりませんでした。

Genetic screeningとは

出生前診断の一つに当たるかと思いますが、
私が受けたのは
血液検査から遺伝・染色体に関連するダウン症や口蓋裂といったリスクを調べるというものです。

前提として
妊娠前、妊娠中に遺伝子検査を受ける際は
結果がどうであれ、それが絶対と保証するものではない
とまずは言われました。

妊娠する前の段階で特に検査したいと調べたりしなかったので費用等分かりかねますが、妊娠中になるとカナダでは血液検査が2回無料で受けられます。
1回目(10週から12週の間)
2回目(15週から18週)
この2回で何か見つかって
より詳しく検査したい場合は自己負担です。

この遺伝子検査を受ける受けないはもちろん自由です。

胎盤の中にある絨毛を採取して調べる(Amniocentesis)
お腹に針を刺して羊水を採取して調べる(Chorionic villus sampling:CVS)
という方法もありますが、私はここまで詳しくは調べなかったので体験談がありません。


妊娠中に遺伝子検査を受けるか迷ったら考えてほしいこと

https://www.canada.ca/en/public-health/services/fertility/genetic-testing-screening.html

↑カナダ政府のサイトの内容参考

  • 検査をすることで遺伝性・染色体に関する疾患がある赤ちゃんが生まれてくるかもしれないとわかったら、どのような気持ちになるか。

  • もしかすると赤ちゃんの状態により妊娠生活に影響が出るかもしれない。それでも本当に検査を受けたいですか?

  • もしこの初期の検査結果で赤ちゃんに高い確率で何かしらの遺伝性の問題があると出た場合、その後詳しい検査を受けることを検討しますか?

もしも結果によっては不安が増してしまったり、ストレスがかかってしまうかもしれないと思ったら無理に受ける必要はないと解釈しています。
結果がどうであれ事前にわかることなら何でも知っておきたいと思う人だけ、あくまで参考までに受けてみてもいい、というスタンスなのかなと思っています。


余談ですが、
脇汗かきながら初めての電話診断でgenetic screeningのことを聞かれ、一応受けてみると言ったものの、
その後メールで受け取ったrequisitions(ラボに持っていく検査の依頼書)をあまり理解していなくて、10週から12週に受けなければいけなかった1回目の血液検査をスルーしてしまいました。
(本当は自分で予約を取って指定のラボに血液検査へ行かなくてはいけませんでした。)
ですから1回目のクリニックでの診察の際
"Oh you just missed the window for the first screening, but that's ok. Let's get your blood work done today."(1回目の検査期限はギリギリ過ぎちゃったけど、大丈夫。今日2回目として受ける予定だった血液検査をしちゃいましょう。)
という感じで検査の依頼書をその場で出してもらい、同じ病院内にあるラボへ血液検査に行きました。


メールに添付されていた上下ごちゃごちゃの書類切り抜き。
画像にある手書き、emailはかろうじて読めますが、その他よく分からず。

自分で動く
なんでも自己責任

ということを改めて学びました。

とはいえ深刻に受け止めず
ちょっとした上下不揃いの添付ファイルを送ってしまったって大したことないし、
遺伝子検査は期間が限られていたけれど、それをしなかったからといって致命的な問題ではないです。
まだまだ妊娠生活は続くので、あまり色々なことを気にしても仕方ないと思って受け流しました。

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