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一人で卒業祝い

普通の人と半年遅れて、今日を持って大学を卒業しました(日付が変わったので厳密には違うけど)。

普通だったら男はスーツ女は袴でみんなで写真撮ってインスタストーリーにアップしたりするんだろうな。自分は一人でささやかな贅沢です。初めてスーパーで値段を気にしないで買い物をしました。ビールは思い切って高いのを買ってみましたがおつまみがポテチなあたりまだまだ小心者ですね。

記事を書こうと思ったら59分だったので焦ってヱビスを開けて飲みました。ギリギリ大学生のうちにお祝いできましたね。久しぶりにビールを飲みましたね。美味しいです。いつでも好きなときに飲めるようになりたいですね。

学位記を机に立てて大学生活を思い返していますが、特に打ち込んだこともなく友達も片手で数えるほどしかいないとても寂しい大学生活だったと思います。

入学後思い切ってスポーツサークルに入ってみたのですが、最初の顔合わせのときに机の上にあった定期券を見られ「なんで19歳なの?」と言ってきた女の子の顔は今でも忘れられませんね。浪人を隠すつもりはまったくなかったですが自分のタイミングで言いたかったです。女子大生怖い。

半年ほどは行ったり行かなかったりしたのですがやっぱりウェイウェイ舌雰囲気に馴染めず自然消滅。慣れないことはやっぱりするものじゃないですね。その後数少ない友人の誘いでゲームサークルに入ったのですが、ここはとても良い場所でした。今でも付き合いのある人が何人かいます。人間最終的に自分の場所へ帰ってくるんですね。

大学自体第一希望でないところだったので仮面浪人をするつもりで「どうせ一年後にはいないんだから」と一切行っていませんでした。一浪しても行けなかった、ゲームサークルに入ったというあたりで現実的に受かるはずないんですけどね。公務員試験を目指し続けるニートと同じです。現実が受け入れられなかったんですね。

結局一年生の時点でほとんど留年決定。私の大学は四年までは自動で上がるシステムだったのでそのときは気づかなかったんですけどね。こういった場面でも大学に友達がいないというのは大きなダメージとなります。完全に情報弱者になってしまうんですね。

もうその後の記憶はあまりありませんね。完全に人間として腐っていました。呼吸してなんとなく大学には行ったり行かなかったりしてたけど、自分の意識が働いていない感じ。このときは一時本当に死のうかと思ってました。生きる意味を見いだせなかったんですね。

3年前期にもいくつか単位を落としそのまま留年確定。後期は友達に慰められつつも完全に終わった人扱いされてましたね。あれは結構辛かった。

その頃になってくると自分がまずい状況にいるということがわかってくるのですが、もう他人事なんですよね。自分ではどうしようもありません。

就活というのも全く動かず、周りがやっているのをみて「大変そうだなー」と何故か他人事でした。本当にわけがわからない。

そして半年前の3月、友達たちは卒業していきました。今まで使っていたテキストや教科書をくれたのは本当にありがたかったですね。本当にいい人たちです。

そして遅くはありましたが、この半年間はきちんと真面目に大学に行きノートを取り、時には内職をしつつ単位を取得し卒業することができました。

友達同士の馴れ合いとか急に下の名前で呼び出す大学生っぽいことをバカにした結果、「大学生」にすらなれなかった典型的な友達いないタイプの大学生活うまくいかないやつですね。今こうやって振り返ってみるとつくづく思います。

今思い返すと、本人たちも茶番だと思いつつ楽単情報やテキストやレジュメの共有のために必死に「大学生」を演じていたのでしょうね。 

人生こういう人間関係の調整というのも大事だということを大学で学んだ気がします。いろいろありましたね。

ノートPCを開き、思うがままに書いていった結果何故か大学生活の振り返りになりましたがまあいいでしょう。あくまでも自分の心の整理のために書いているだけなので。

本当は記憶が無くなる前に、大学生活について色々振り返って記録しておきたいのですが1本目に開けたヱビスがなくなり、2本目のグランドキリンIPAに入ったのでここまでにしておこうと思います。

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いままでスーパーで見かけるたびに飲んでみたいなと思っていたのですが、23歳の若造が260円のビールを買うなんて贅沢すぎると思って我慢していました。

今回大学卒業だという言い訳で思い切って買ってみたのですが非常に美味しいですね。少し口に入れた瞬間ふわっと華やかな香りがします。ビールは好きな割にあまり詳しくないのですがこれがIPAというやつなのでしょうね。日本のビールは一般的にピルスナーというやつだと聞いたことがあります。私はきっとIPAのほうが好きです。

ちなみにプレミアムモルツはあまり好きではないです。あのモコモコと口を犯してくる感じが苦手です。あれはエール系というらしいですが、もしプレミアムモルツがそうなのであれば私はエール系は苦手なようです。

260円のビールでこれだけ感動できるのだから良い時代ですね。

私は普段から「幸せは相対的なもの」だと思っています。お酒は好きですがあえて家飲みはしないようにしていますし、たまに買っても100円の缶チューハイで我慢しています。だからこうやってたまに欲望を開放させると1000円くらいでとても幸せになれるんですね。毎日ビールを飲んでる方にはわかってもらえないであろう幸せです。

お酒も回って良い気分になってきました。一番上の画像からわかっていただける通り、4本買ったのですがおそらく2本目を飲み終えたら気持ちよくなって寝てしまうことでしょう。現在すでに眠くなってきています。

そして起きたらフリーター生活の始まりです。「肩書は関係ない!」とは言いますがやっぱり気持ち的にだいぶ違います。自分を律して早いうちに自分でなにか生活手段を得られるように頑張ろうと思います。

高校受験のピークを境に人生いろいろ転がってきた気がしますが、一応大学を卒業することができました。見ているとは思いませんがこの場で両親への感謝の気持ちを表明しておこうと思います。そして、人生のレールを降りてからも一応踏ん張ってきて、今日大学を卒業できた自分を褒めたいと思います。


お酒の勢いで頭に思い浮かんだことをそのままキーボードに叩きつけています。文の流れがメチャクチャだったり誤字脱字もあると思いますが大目に見ていただけると幸いです。


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