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No.31:紅茶とトマトの炊き込みご飯のお茶漬け #Weeklyお茶漬け

はじめに

#Weeklyお茶漬け は季節と連動したお茶漬けを毎週更新するシリーズです。一昨年の七十二候シリーズ、昨年の二十四節気シリーズの写真を撮っていく中で得た季節ごとの知識を活かし、お茶と具を毎週考えてお茶漬けを作り撮影しています。

Twitter、Instagramでは3行レシピ画像と共に更新していますが、noteでは材料や分量、細かいポイントも公開します。

No.31 紅茶とトマトの炊き込みご飯のお茶漬け

先週の紅茶とトマトの組み合わせの流れを引き継ぐ、8月28日週のお茶漬けです。
フレーバー・マトリックス』に掲載されていたのは紅茶とトマトのソースのレシピだったので、麺類で試してみたのが先週の米粉そうめん茶漬け。しかし、Weeklyお茶漬け的にはやはり米での実験は避けて通れません。

結果、「炊き込みご飯にしても紅茶とトマトは相性がよかったけれど、別にお茶漬けにはしなくていい」という、Weekly茶漬け的に不穏な結論になりました…!

【材料】(中サイズのトマト1個分)

  • トマト:1個

  • 紅茶の茶葉:ティーバッグ1袋(作り方によっては2袋)

  • 白米:1合分

  • ベーコン:25~30g程度

  • 生姜:1かけ(10~15g)

  • オリーブオイル:大さじ1

  • 塩:適量

  • 黒こしょう:適量

  • イタリアンパセリ:あれば

お米1合にトマト1個、その他の具も多めでちょっと贅沢な感じの分量です。ベーコンや生姜は相性が紅茶との相性がいいので入れてみていますが、お好みで抜いてもいいかもしれません。

紅茶トマトの炊き込み茶漬け

  1. トマトは切り込みを入れ、ベーコンは短と生姜は細切りにしておく。

  2. 紅茶の茶葉に少量のお湯を加えて茶葉を開いたあと、氷を加えて混ぜて急冷しておく。(炊飯時にティーバッグを加えるだけでもOK)

  3. 炊飯器に米を入れ、1.と2.とオリーブオイルと塩を加えて炊飯し、炊き上がったら混ぜて器に持って、2.の茶葉にお湯を加えた紅茶を注いで完成。お好みで黒胡椒やパセリを添える。

お米は冷たい水で炊いた方が美味しいので急冷しています(温かいお茶を注ぐと、お米はべちゃつきます)。ただしトマトの水分でいずれにせよベタっとするので、通常の1合を炊くときよりも水分は少なめにした方がいいですね。

上記のような懸念を一気に払拭するのは、ティーバッグ炊き込み方式です。普通に1合のメモリまで水を加え、ティーバッグを水に浸して炊飯するだけ。急冷するより圧倒的に楽です。この場合、お茶漬けとして後から注ぐ用のお茶はまた別途用意してください(お茶漬けにせず、炊き込みご飯として食べても全然いいんですけどね…)

使った紅茶について

今回は茶葉そのものは食べないので、どんな大きさの茶葉でも構いません。でも、茶葉が細かいものだったら炊き込みご飯に混ぜ込んでもいいかもしれないですね。

先週との比較用に、今回もハムステッドのアッサムを使いました(何度も言いますがハムステッドはアールグレイ派)。でも生姜などでちょっと和風の炊き込みご飯にしたので、和紅茶でもいいと思います。

インスタもあります

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美味しいお茶漬けの構成要素は「①塩気、②動物性の素材、③素材を損ねないお茶」ではないかと思いながらレシピを開発しています。②は油分などでも置き換えられると思います。

そのため、普段ならあんまりお茶漬けにしない具も扱いますし、季節感が出る素材であればなんでも積極的に扱っていきたいと思います。

再現しやすいよう、お茶は細かい品種やブランドを指定せず、ざっくりとしたジャンルでお伝えします。


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