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5.1. 社会人かつ茶人であるということ

第1章(1.3.1.参照)でも述べた理由から,本稿の主要なインフォーマントは、現役の会社員や,退職し独立した人々である。

そのため,彼らの「お茶」以外の生活について伺うことは,仕事について伺うことでもある。

彼らの「お茶」がどのように日々の中で存在しているのかを,会社生活との対比によって浮かび上がらせたい。


インタビューに関して

インタビューの日程として,週末は,インフォーマント自らが主催する茶会や知り合いの茶道修練者の茶会があるため,ほぼ全員が平日を希望した。

すなわち会社勤めをしているインフォーマントの場合,終業後や出勤が遅い日の就業前,もしくは仕事の合間にインタビューに答えていただいている。

仕事について伺うには,(調査者にとっては)これ以上ないタイミングであった。


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