【140字小説】博多忖度

 「月がきれかね」と君が言う。
 例ん愛ん告白なんかそれともただん事実ば言うただけやろうか。
 下心ありありのうちゃ1人でなんやかや考えすぎて分からんくなる。
 君ん心が読めたらよかとに。
 見上げた夜空に輝く月は確かにきれかった。
 …今日ん収穫はそれだけ。


※メモ※ こちらで方言に変換してもらいました♡

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