アニメと教育で地域振興
アニメやドラマの聖地巡礼、ありますよね。
以前、娘二人が「ラブライブ!サンシャイン!!」にはまって、舞台になった沼津によく行ったんですが、地域の作品への愛がすごかったのです。
商店街の各店舗にスタンプが置いてあったり、50代~60代の普段アニメを見ないであろう店主のみなさんが、キャラクターや登場した話についてよく知っていたり。このエネルギーは凄いな、と思ったのです。
しかし、このアニメでの地域振興、ねらってやろうとする自治体もあるそうなんですが、なかなかうまくいかないことも多いようで。
基本的には作品への理解や愛情をもってできるかどうか、というところだと思うのです。普段アニメを見ない人たちがやったりする場合には、よけいうまくいかないんだろうなあ、と思います。
昔に比べて、いろいろな世代がアニメを見るようになってますが、やっぱり一番興味もって見たり、見る時間があったりするのは子供だよね・・・。
ってことで、今回のアイディア。
社会科教育や総合的な学習の時間の地域学習に、地元がモデル地のアニメ作品を積極的に利用しましょう。
聖地巡礼を促して、地域を盛り上げるようなパンフレットにまとめるとか、なぜモデル地になったのか、背景を調べて地理的な要因にせまるとか。
探究的な学習は、始めの勢いとして子供の意欲が重要になってきますが、アニメが絡むと、その意欲の部分を担保しやすそうです。
成果物はぜひネットで発信したり、自治体やテレビ局、アニメ制作会社に送ったりするといいでしょう。自治体は地域振興の可能性に気付き、アニメ制作会社は励みになるとともに、作品の反響ととらえて第2期制作の助けにもなるでしょう。そうすればより地域振興のボーナス期間が長く続くことになります。
問題は、教育現場で扱いやすい内容のアニメかどうかだよなあ・・・。
お色気が入るとアウトだろうし・・・。地域的な課題とか歴史とかがストーリーに組み込まれてると最高だけど・・・。
なかなか難しそうです。
そういうチャンスがあったら、ってアイディアですね。
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