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第9回 村長散歩日記【村内散歩編】 230406「お休み前のヨガは自分へのやさしさ(セルフ・コンパッション)」

(島田啓介マインドフルネス・ビレッジ村長による村長日記です♪)
 回覧板代わりの村長日記。第9回は、お休み前のヨガシリーズ。これまでも出たことはたびたびあるのですが、今回改めて体験してみたらすごくいい! お休み前のヨガや瞑想は、一日頑張った自分へのごほうびです。
 ビレッジは村外向けの参加自由のイベントもあります。興味を持ったらぜひいらしてくださいね。⇒ マインドフルネス・ビレッジ入会はこちら
 
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【第9回:お休み前のヨガは自分へのやさしさ(セルフ・コンパッション)】



 睡眠学の研究からも、床に就く前のストレッチなどによって体をゆるめ温めることが効果的であることがわかっている。そうすると寝る頃には体温が徐々に下がるとともに、入眠しやすくなるという。もちろん途中で眠くなったらそのまま布団に入ってもいい。

とはいえ、ひとりで習慣づけるのはなかなか難しい。インストラクションに従って体を動かす方が、疲れて億劫になりがちな夜にはありがたい。あとはゆったり過ごし、寝るだけだ。努力を手放しフローに身をゆだねる。ゆるめのヨガのプログラムが夜のビレッジにはいくつか用意されている。
 最近ぼくが参加したのは、「ヨガニドラ」「ヒーリングヨガ」「夜のクリパルヨガ」などである。ヨガニドラはくつろぎの中で自分を深く観察していく癒しのヨガ。ヒーリングヨガはゆったりした動きの中でやさしく身心をほぐす。クリパルヨガでは簡単なポーズをゆっくりと行い、適度なストレッチでリラックスに誘う。


 ビレッジの講師は、瞑想のヨガとも言われるクリパルヨガの教師が多い。ビレッジの趣旨にぴったりのマインドフルネス・ヨガとも言えるだろう。ポーズを取ってから生じた感覚をじっくりと沁みこませるのは、自分へのやさしさ(セルフ・コンパッション)だ。昼間にはなかなか時間がとれない。夜にすべてを片づけ、あとはくつろぐだけのすてきな時間をプレゼントすることができる。 時間の調整は必要かもしれないが、ぼくは参加してその効果を確かに感じることができた。疲れが積もると体のこわばりが解けず、寝つきにも影響する。適度なストレッチによって疲労の回復とリラックスがもたらされると、無理なく眠りのスイッチが入ることがわかった。 
 体のゆるみに伴って、ネガティブな思考の渦も静まる。また明日にすればいいやと手放すことができる。週に3~4回提供される寝る前の30分~40分ほどのヨガで、自分にやさしさのプレゼントをするのも悪くない。生活時間を調整し、どれかひとつに参加する習慣をつけるだけでも、ずいぶん睡眠の質は向上するだろう。 夜深く眠れれば、昼間の気分と体調は大きく向上する。少しの手間で大きな効果があるのが、お休み前の〈寝活〉と言えるだろう。


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◎講座情報
・ヒーリングヨガ(原則月曜夜30分間:不定期開催 担当:木村ゆり)
・クリパルヨガ(毎週火曜日22時00分-22時30分 担当:松倉福子)
・お休み前のマインドフル・ストレッチ(毎週木曜日21時00分-22時40分 担当:菊地聡子)
・夜のヨガと瞑想、おやすみ前のヨガニドラ(不定期開催 担当:中場牧子)
 
*毎月のスケジュールはこちら(ときおり変更もあるので、必ず以下から確認してください)
https://mindfulness-village.mystrikingly.com/schedule
 

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