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世界一周することは僕の夢なのか?

 noteを書こうと思う時は大抵だれかの言葉から考えるきっかけを貰うことに起因している。せっかく自分を掘り下げたのに書かないと忘れちゃうから。今回は為末さんのnoteが僕のガイドになっています。

夢とは何か。

 僕の中学校時代の恩師(部活の顧問)の学級通信のタイトルは「夢」でした。
また僕が昨年度まで勤務していた学校の校長は、夢(目標を持つ事)の大切さを集会で何度も子供達に伝えていました。そのようなお考えもあったからか、退職するという僕のわがままも受け入れてくれました。なので離任式の時には正直に世界一周したいということを生徒にも伝えました。そして分かりやすく僕は世界一周することを「夢」として子供達に説明しました。

どうしても人生でやりたいことだったのでそれを夢としてカテゴライズしてしまったけど、ちょっと違うのかなと今では思っています。為末さんのnoteでは夢について以下のように話しています。

私たちが子供たちに「将来の夢は何?」と聞く時、「将来なりたい職業を聞かれている」と思って子供たちが回答することがあります。
野球選手も、経営者も、お医者さんも、お菓子屋さんも職業です。職業は手段であり、それを通じて何をしたいかが夢です。領域にとらわれると夢になりません。夢がわざわざ領域に配慮したりしません。夢は統合的です。

好奇心に溢れる人は、どんな順番で学ぶのか

 世界一周は職業ではないけれど、バックパッカーになりたいとか、そういう意味で名詞としてくくられることだから、世界一周すること、バックパッカーになることは手段であって、夢として定義するのも微妙な感じです。僕は世界一周を通じて何をしたいのか。夢を語るにはもっと自分のことを掘り下げなければいけません。

僕にとっての好奇心とは

世の中で好奇心に溢れる人に会うと、皆この統合的な興味や夢から始まっていることが多いように感じます。人間を理解したい、組織を理解したい、自動運転を実現したい、宇宙に行きたい、人を救いたい。そのために必要な要素を抜き出してみてそれを学んでいるように思います。

好奇心に溢れる人は、どんな順番で学ぶのか

僕の統合的な興味とは。好奇心の源はなんなのか。
大学生以降長くやってきたことを、整理していくと

  • サッカー(指導者として)

  • 塾講師

  • 教員

  • 旅・遠征

  • 読書

この3つになるかなと思います。
※ローソンのバイトも3年間続けたけど、お金のためと割り切っていたので好奇心もクソもないです。ただただ大変でした。

 この5つ共通項を言葉に表すと、「自分のスキルで(自分のペースで)到達可能な、まだ見たことのない景色を見て見たい」これに尽きるのかなと思いました。
 僕は早々にJリーガーになることは諦めました。というか目指した瞬間なんてなかったです。背伸びせず自分の今持っている武器で闘えるフィールドに行くこと、これが”自分のスキルで到達可能”という部分だと思います。なので無謀な闘いはしません。
 サッカーは小学校から続けてきたのでゆっくり指導者として成長することができました。塾講師や教員は、たまたま数学が友達よりも得意だったのでやれると判断できました。もしかしたら技術の免許が取れれば技術の先生になっていたかもしれません。ただこの”自分のスキルで到達可能”と言う部分は夢ではなく、自分の戦略部分です。

 なので夢の部分は後半部分。まだ見たことのない景色を見てみたい

部活動では、上のステージに行けたら、この試合で勝てたらみんなはどんな表情をするのか、いつも考えていました。歓喜の瞬間を切望していました。それは僕にとって毎年、見たことのない景色だったから。そしてプレイヤーとして化ける瞬間を見るのも一つの楽しみでした。今も、そのその瞬間を見たくて、グラウンドに足を運んでいます。

 教員生活、学校行事がどうやったら上手に回るのか、そんなことばかり考えていました。みんなで達成して見て見たい景色があったからです。それは生徒会本部役員で裏方をやったり、体育祭で団を動かしたり、合唱祭で練習している時、いろんな瞬間に、最後はどんな景色が見えるのか、そこにワクワクしながら頑張っていました。クラスではとにかく最後が良いエンディングになるように、逆算していろいろ言ってきたような気がします(気がするだけであまり覚えていない)。良いエンディングが僕のとっての見たい景色だったのかなと。

 塾講師は上記の2つの感情をもつようになったきっかけです。目標に対して一緒に伴奏する仕事は、自分だけじゃ持ち得ない感情、景色を見せてくれます。そこに一緒にいることに意味があることを学べました。

 そして僕は小説が好きです。小説という物語が見せてくれる知らない世界が好きです。そしてその世界に没入している瞬間が最高に気持ちが良いです。

 最後に、旅。初めて見る景色、そしてそこでどんな気持ちになるのか。そこにワクワクします。偶発的な出会いにもワクワクします。

 見たことのない景色がただただ見て見たい。それが僕の好奇心です。なので世界一周は手段です。きっと夢ではありません。そして今の”見たことのない景色を見て見たい”という抽象的な夢をもっともっと今後の人生で深掘っていきたい。

終わりに

 何度も何度も書き直したので、ぐちゃぐちゃなような気がするけど、まあそれでも良いかな。夢なんて大きなテーマ、一生話せるから。


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