【ワーホリ】振り返り:語学力
オーストラリアに到着してから約1ヵ月。
キリが良いので(?)少し振り返ってみようと思う。
今回のテーマは、「語学力」。
語学力とは?
外国語を使用する能力――。
言語の4技能(聞く・話す・読む・書く)のうち、アウトプットする能力である「話す」「書く」のレベルによって「語学力がどのくらいか」と判断されやすい、気がする。
その理論的な正しさは措いておくとして、オーストラリア人や留学生仲間たちと話していて、「文法的な正しさ」はさほど重視されていないように感じている。
(散々言われていることだが、「文法や発音等の誤りを恐れるあまり話さないのは良くない」。この意見には基本的には賛成するが、同時に文法や発音を疎かにすべきではない、とも思っている……が、それはまた別の機会に譲るとしよう。)
それでは、自分が実践していることを書き出してみよう。
語学学校
渡航前に実施したレベルチェックテストは、
・Grammer - 中上級
・Speaking - 中級
・Writing - 中級
・Listening - 中級
→ 総合 - 中級
漠然と自分のレベルは初中級だと思っていたので、中級クラスの授業についていけるか不安だった。
が、1ヶ月間授業を受けてみた感想は、「ちょっと物足りない」。
正直、勉強量が少ない。授業は午前中の約4時間、宿題もA4の裏表1枚だけ。
諸事情で仕事をしていないので、時間を持て余し気味だ(働いている子は大変そうだが)。
授業内容について
文法に関しては問題なし。文法は得意というわけではないが、高校までの学習範囲なので新しく覚えることはほとんどない(ちらほら忘れていたものはあったけど……)。
やはり一番の問題はスピーキング。まだまだ頭の中で日本語から英語に訳してしまうので、どうしても出遅れてしまう。
南米系のクラスメイトは、文法が苦手でも、まず口を動かすので、パッと見たところ彼らの方が「英語ができるように見える」。これに勝つには、こちらもとにかく口を動かすしかない。分かってはいるけど、なかなか難しい。
ライティングはあまり授業で扱わないので様子見。
リスニングは、スピーキングほどではないがやはり難しい。教科書の音声教材でディクテーションに挑戦したりPodcastを聞いたりしているが、今のところあまり成果が出ている気がしない。
Language Exchange
ランエク、と省略するらしい。わ、若者言葉……。
まだ2, 3回しか参加していないが、英語を話す練習には良いと感じた。
日本語学習者は大抵日本に興味があるので、話題に困ることがないのもポイントが高い。
ひとつ気になったのは、英語が母語の人があまりいないのでは?ということ。
地理的に近い東南アジアを中心としたアジア諸国出身で、学業や仕事をきっかけに渡豪した人が多い印象だ。
日本語学習者に顕著なのか、都市部特有の特徴なのか、オーストラリア全土がそうなのかは分からないが……。
ちなみに、彼らの英語レベルは概して非常に高い。また、第二(あるいは第三、第四)外国語として日本語を学んでみよう、という好奇心旺盛で余裕のある人たちが多い気がする。
街の人たち
残念ながら、語学学校の先生が話すような「ゆっくり」「はっきり」した英語は、実生活ではほとんど耳にしない。
鉄道駅の放送を聞いたり、美術館や劇場のスタッフ、あるいは郵便局員などと話したりする機会は日々あるが、未だにネイティブのスピードだとほとんど聞き取れない。
相手も慣れているのか、話しが通じていないと見るや、嫌な顔一つせずにすぐに分かりやすく言い換えてくれるので、一応なんとかなっている(はず)。
何を以って語学力が上がったとみなすか?
一番分かりやすいのは、語学学校で、ひとつ上のレベルのクラスに上がること。
そして、資格試験のスコアが上がること。
前者は今まさに目指していることで、後者はもう少し長い目で見ていること。
約1ヵ月生活してみて、渡豪直後よりは多少なりとも話せるようになった……はずなので、引き続き英語に積極的に触れるようにしていきたい。
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