ありがとう、昔の私。#自分で選んでよかったこと
14年前の私へ。
二外でスペイン語を選んだの、大正解だったよ。
大学生のとき、第二外国語でスペイン語を選んだ。
理由は、スペインの歴史に興味があったのと、発音が日本語と似ているから。
あとはラテンアメリカで広く使われている、というのも魅力的だった。
(とはいえ、当時はラテンアメリカにさほど興味はなかった。「政情の安定しない地域」というイメージが強く、旅行先として検討することはほとんどなかったからだ)。
学生時代はスペインに関心があったので、留学先や旅行先にスペインを選択。その後、就職を機にスペイン語に触れなくなってしまっていたけど、今年に入ってスペイン語熱が再燃。
というのも、現在滞在中のメルボルンにはラテンアメリカ出身の若者がいっぱい!
ワーホリビザの人もいれば、学生ビザの人もいるけど、とにかくたくさんいる。コロンビア出身者が多いが、チリ、ペルー、ベネズエラ、エクアドル、(スペイン語圏ではないけどブラジルも!)と国籍はさまざまでも、明るくておしゃべり好きで懐っこい人が多いのは共通しているのが面白い。
おしなべて働き者で、どこからか仕事を見つけてきては、語学学校に通いつつ、シフトをみっちり入れている。
そう、しょっちゅうスペイン語が聞こえてくるのだ。街角で、レストランやバーで、カフェで、イベント会場で。ラテンアメリカの若者はあらゆるところで働いている。
そんな彼らに「スペイン語を勉強していたんだ」と言うと、それはもう喜んでくれて、一気に仲良くなれる。
彼らの国の美しく素敵なところを情熱を込めて語ってくれるのを聞いているうちに、是非とも行きたい、と思うようになった。
ただし、口を揃えて「治安は悪いので気をつけて」と付け加えるのを忘れないあたり、まだまだ厳しい地域であるのは変わらないようだ……。
実は学生時代の留学中に心が折れたこともあったのだけど、今、こうして世界が広がっているのは間違いなくスペイン語を勉強したおかげ。
一度挫折したから何だと言うのだ。またこれから気楽に頑張ればいい。そうして再び世界は広がっていく。
14年前の私、ありがとう。
そして、14年後に良かった、と思えるような選択をしていきたい。
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