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【withコロナでのワークスタイル】リハビリチーム主任 仲村さんの場合

こんにちは。広報 青野です。

テトテの医療の現場で働くメンバーがwithコロナの状況下となったいま、ワークスタイルにどんな変化があったのか?を、お伝えしていきます。


リハビリチームの仲村さんは、要介護者の自宅に作業療法士として訪問しリハビリを行う、訪問リハビリテーションの業務をされています。現在は主任として他のスタッフをまとながら、実務もこなしているとのこと。

そんな仲村さんにWithコロナになってから働き方がどう変化したか?を
聞きました。


■現在はどのような働き方をされていますか?
今受け持っている利用者さんは1日およそ4名ほど、1週間で20名くらいです。要介護者の方は、週に1、2回訪問リハビリを受けることができるので、1ヶ月だと80件くらい訪問をしています。


■コロナ前の1日の仕事の流れを聞かせてください。

8:40 出勤
9:00 朝礼
9:30〜10:30  1件目のお宅へ訪問
11:00〜 12:00 2件目のお宅へ訪問
12:00〜13:00  お昼休み
13:00〜14:30  3件目のお宅へ訪問
15:00〜16:00  4件目のお宅へ訪問
17:00〜18:00 事務所に戻って記録を書く。
(ケアマネジャーさんに電話など)
18:30〜19:00 遅いときはこの時間まで残業

このような形で、9時の朝礼は必ず出社。一日の訪問終了後には、事務所に戻り事務作業をしてから帰宅。というのが日々のルーティンでした。


■Withコロナになって働き方は変わりましたか?

朝と夕方の時間の使い方が、変わりました。
朝礼が無くなり、最初の訪問に間に合うよう出勤すれば良くなりました。
そして、午前中の訪問がなければ、午後以降の出社でも良い、というルールになりました。帰りも訪問がおわったら18:00まで在社がマストではなくなり、帰宅後に作業をするのでもOK、となりました。


■朝礼が無くなって何か不都合はありましたか?

朝礼がなくなった分、週に1回は全体のzoom会議をしたり、スタッフ同士で利用者さんの情報を共有できるようSlackや電子カルテを活用しています。
必要な情報の共有の場は前と同じ、もしくは家からでも確認できるので、むしろ見やすくなった気はします。

ただオンラインだと細かいニュアンスが伝わらなかったり、わざわざSlackで記録するほどではないことは、以前のように話せなかったりすることがあります。状態の変化なら記録に残すのですが、例えば「利用者の〇〇さん、こんなこと言ってたよ」とか「〇〇さん、ちょっと元気なかったかな」など、細かいニュアンスの話をする機会は減ったかな、と感じています。

■午後の訪問から帰宅までの流れで何か変化はありますか?

事務所に帰ってきて荷物だけ会社に残して、あとは家に帰って家で記録をつけることができるようになりました。

私は1歳の娘がいるので時差出勤できることで、子供との時間が取りやすくなりました。早く帰ったら、先にお風呂入れておこうとかはしやすくなりましたね。
妻も働き始めたので、時間の都合がつきやすいのは、ありがたいです。

好きな時間に仕事できるようになった分、やろうと思えば仕事がいくらでもできてしまうので、切り替えはむずかしくなりましたね。以前なら18:00になったら「今日の仕事がおわった!」という感覚でしたので。


■業務の生産性が上がったとお聞きしたのですが、どのように工夫されているのですか?

立場上、事務仕事が増えたこともあり、私は訪問の日と事務作業の日が分けるようにしました。
例えば、訪問が朝から1件あって午後から3件になると移動の時間などを気にしながら、空いている時間に事務作業をしないといけません。
後ろの時間を気にしながらだと、手がつけにくくなってしまいます。時間をしっかりとった方が集中してやりやすいなと思っています。事務作業が途中で止まると、訪問から帰ってきてから、「どっからだっけ?」という感じで再開しないといけません。訪問の記録もつけないといけないし、効率よくまわすのが難しいという感じでした。


■作業する日と訪問する日に分けて生産性の追求ができたことで、
気持ちの余裕はできましたか?


前に比べると、余裕ができたと思います。手をつけたいことがあったけど、時間を見つけられなかったのが、今は「この日にやろう」と気持ちの切り替えができるので、集中しやすいです。なにからやろう?と悩む時間が減って、ストレスも軽減されたと感じます。


■周囲に時間の使い方をアドバイスしたりはしますか?

他のスタッフも上手く予定を管理しているので、その辺は自発的にできていると思います。訪問がなければ事務所にいなくても良くなったので、「どう思う?」と個人的に聞いたことがあるんですが、リハビリスタッフに関してはみんないいと言っています。
ネガティブな意見は聞かなかったですし、良かったのかなと思います。



ルールのなかで自分らしいやり方を模索した結果今のワークスタイルに変わり、仕事はもちろん、プライベートも充実されているのがとても印象的でした!

今日お話しを伺った仲村さん以外にも、ワークスタイルについて
変化を感じているメンバーがおります。
テトテの働き方に関する意識調査も、ぜひご覧になってみてくださいね。


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