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選ぶ年


みんなが寂しいと言ってくれて
帰ってくる場所はいつでもあるからねと言ってくれて
あたたかさをしみじみ感じる最近
ずっとここにいるとは思っていなかったけど
辞めたいとも思っていなかった
とりあえずではじめたのに
いつのまにか4年半くらい

ビビっときて選択したことはだいたいあたる
なんとなくで生きているけど
直感は冴えていると自負してる

思い返せば今の職場に出会ったのもきっとそれ


去年の12月、自分のこれからのことを考えたら
東京へ行くことが自然に思い浮かんだ

今の自分の立ち位置にもやもやを感じていた
今の職場で新しいことはしたくない
頑固な性格ゆえここまで貫いてきたけれど
できることが人より少なく働きづらさも感じる
でも、同じことをこれから先も繰り返すのはつまらないし、どんどん大きくなっていく会社としても迷惑な話

かと言って、他にしたい仕事は思い浮かばない
特別な技術も免許もないわたしがここで次の仕事を探す時
消去法になるのは目に見えている
仕事をするなら、たくさんの選択肢のなかから
おもしろいと思えるものを主体的に選ぶ方がいい

シャワーを浴びながらぼんやり考えていたら、突然
あ、今東京に行けばいいんだ
って思いついた

松江に帰ってきてからは
一度県外へ出てみて松江の良さに気づいたし、
これから先わたしはずっと松江に住み続けるんだと思っていた
まわりで県外へ出ていく子を見ると
わたしもまた出てみようかな、と思うこともあったけれど、その度に前回県外へ出た時のことを重ねて
また同じような悲しい思いをしたくない
っていう考えが真っ先にでてきた
自分の大切な人とはいつでも会える距離にいたいという気持ちが強かった

あれから5年近く
ようやく明るく前を見られるようになってきた
今までの自分に飽きてきたのかもしれない

そんなこんなで、今年はまた選ぶ年になりそう
なりそう、ではなく
すでにいくつか選択してる
まだまだ始まったばかり
これからどうなっていくのでしょう
どの道を選んでも後悔だけはしないよう
その時の自分にとって一番だと思えるものを見極めて進んでいきたい

最近は松江に帰った年のことをよく思い出す
またそのことも記録として書いておきたい

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