復職して1週間

復職して一週間が経過しました。


この一週間何があったのか。

まとめて振り返ってみたいと思います。



・復職初日

前回書きましたが、復職2日前から急に睡眠が不安定になり、睡眠不足の状態で初日を迎えました。

初日はかなり緊張しましたが、自分のデスクに座ると、仕事モードというか「休職前に仕事をしていた状態」に戻るような気がしました。


休職前は、同僚と一緒にランチをとることは殆どなかったのですが、リワーク中にお弁当を作るようになっていたことで、同僚と一緒にランチをして、色々とコミュニケーションを取ったりしました。


上長と面談し、「とりあえず今月はまず通勤に慣れて欲しい」「資料作成等、依頼したい業務はいくつかあるけど、研修講師業務は今のところ依頼しないので安心して欲しい」と言われ、重ね重ね「とにかく無理はしないで欲しい」と言われたので、じゃあ今月はとりあえずスローペースで徐々に慣れていけば良いのね、と思っていました。



・復職2日目

初日は疲れて夜はゆっくり休めたので、2日目の調子は良かったです。

だいぶ会社にも慣れてきて、とりあえず2日間乗り切った自分を褒めて、ちょっと豪華な外食をしてみました。


・復職3日目

翌日からはじまる研修業務の映像化を任され、カメラセッティングをしたり、少しずつやることが増えてきました。

久しぶりに研修室へ行き、「あぁ、休職前自分は研修をやっていたんだなぁ。。。」としみじみ思ったり。

休職前の研修は、途中から自分が休んでしまったので、急遽代理の方にが引き継いでやることになったようです。



・復職4日目

前日セッティングしたカメラの映像確認のため、急に研修に同席することに。

研修に同席するということは、受講者から質問も受けることになり、復職後僅か4日目で受講者対応することに抵抗を感じました。

休職中業務にどのような変化があったかもまだ把握できていないし、まだ復職4日目で、休職前と同じ知識レベルに回復しているわけではない中、受講者から質問を受けて対応するのは無理がある。。。と感じました。

そもそも、復職初日に「研修講師業務からは外れて。。。」「今月はまず通勤に慣れて。。。」と言われていたのに、いきなり研修業務に携わることに対して、ストレスと不信感が出てきました。

業務終了後、上長に「今日はどうだった?」と聞かれ、正直に「今の状態では研修同席は難しいです」と伝えたところ、明日からは同席しなくて大丈夫と言われ、ちょっとホッっとしました。

リワークでアサーションをやっていたので、アサーティブに伝えることはできるようになっていると思います。

(前までだったら、無理でも引き受けていた)



・5日目

初日に「資料作成をお願いしたい」と言われていた研修コンテンツの打ち合わせに参加。

ある程度できているコンテンツか、以前自分が作成したコンテンツの修正程度だと思っていたら、いきなり「何か案ないですか?」と聞かれ、えぇって思いました。

4日目もそうでしたが、休職中業務にどのような変化があったのか、まだ追いついていない状態で、現在職場でどのような問題が発生しているのかも把握できていないのに「研修コンテンツの案ないですか」と言われても。。。

しかもこの打ち合わせに参加している人、出産で2回育児休暇を取ってる人なんですけど。。。
ご自身も復職して最初は苦労したって言ってたじゃないですか。。。

色々と思う所はありましたが、ここもアサーティブに
「今の自分は、まだ休職中の変化や現在の問題点が把握できていないので、新しいコンテンツの作成は難しいです。既存コンテンツの訂正であれば、以前もやっていたのでできると思います」
と伝え、とりあえず以前自分が作成したコンテンツを修正する方向で話が進みました。


・6日目

前日打ち合わせした研修コンテンツの内容確認、訂正等。



・7日目

リワークカウンセラー面談。この一週間の状況を伝えました。

リワーク中は「復職したらまず最初はやることがなくて困ることが多いかもしれない」と聞いていたが、実際はいきなり色々な業務を立て続けに依頼されている状態で、休職前の状態に無理矢理戻されているような感覚であること。

例えるなら、自分は軽自動車で一般道をのろのろ走っているのに、いきなり高速道路に合流させられて、なんとか流れに乗らなきゃいけないんだけど、非力な軽自動車でスピードも出ないし、マイペースで走ろうと思っても後ろからどんどん車が来るし、止まりたいけど止まれない状態。

いきなりこんなスピード感だとは思っていなかった。

そもそも、自分が『軽自動車で一般道を走っている』ことはみんな知っているはずなのに、なんで無理矢理高速に乗せようとするのかが分からない。。。
ナンバー見れば軽自動車って分かるでしょ。。。?



カウンセラーからのアドバイスは、

・骨折してギプスをしている人のように、外見から「大丈夫か大丈夫でないか」が判断できれば、周りの人も気付いてくれるけど、心の中は自分から発信しないとなかなか分かって貰えない。

・仕事の中で、自分の中で「ここまでは大丈夫」「ここからは先はまだ無理」と線を決め、それを伝えるしかない。

でした。



休職中、リワーク活動の中で休職に至った経緯を分析したつもりでしたが、実際はこうした「なんで分かってくれないんだ」というストレスが大きかったことに、復職してから気付きました。



沢山仕事を抱えていっぱいいっぱいになっているのにどんどん仕事を振ってくる、

「今その質問必要?」ってことを聞いてくる、

一ヶ月も研修やってるとできないことなんて多々あるのに、お構いなしに打ち合わせだの会議だのをぶち込んでくる、

そういう「なんで分かってくれないの?バカなの?」というストレスが貯まりに貯まって倒れた、というのが実際のところのような気がします。



そして、今もまた「自分は復職したばかりということは周囲は分かっているはずなのに、なんで分かってくれないの?」というストレスを抱えています。

きっとこのまま対処しなければ、また同じようなことになるだろうと思います。



リワークでストレス対処を学んだこと、
カウンセラーから「言わないと伝わらない」と言われたことで、自分からアサーティブに発信しなければなないことは理解できたので、今度はそれを実践してみようと思います。


カウンセラーにも言われましたが、
「同じ痛みを持った人間同士は、言わなくても分かることがある。でも、残念ながら痛みを感じたことのない人間は、言わないと痛みが分からない」ということをつくづく感じました。

そして、多分ですが「言っても100%は分かってくれないかもしれない」。

以前の自分は、そのことがどうしても納得できず、「分からない人といるのは嫌だ」と思っていたのですが、残念ながら会社の中には、そして社会の中にも、そんな人は沢山いるわけです。



自分の場合、幸いにも親しい友人は「分かってくれる人」なので、まだ救いようがあるのかもしれません。

本当に「誰も分かってくれない」状況ではないので、本当に助かっています。


ただ、会社の中にそれを求めるのは難しいようです。


そこをどう折り合いをつけていくかは、今後の課題です。


とりあえず、来週は「今の自分にできないこと」をきちんと発信することから始めようと思います。

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