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そして移住候補地へ訪問した。

そんなこんなで、単身移住候補地の市役所へアポを取って訪問。現地では、役所の農政課、鹿児島県農業・農村振興協会の方と面談することができた。どうやら私が言ってた「新規就農」とは、親元に就農するという意味で、異業種から0スタートすることは「新規参入」と言うらしい。

牛を飼いたかったので

私は牛飼いをしたかったけど、まずは耕種(野菜や米、果物)をしたらどうか?と勧められた。(露地野菜は初期投資が少なくて済むらし)市の推している品目ならバックアップするよと言った内容だった。バックアップとは具体的に、1年から2年市のあっせんする研修先で研修を受ける事や、国の給付金の手続きを進めてくれるという意味だ。(国の給付金だけど窓口は市町村なので、市町村が動いてくれないと給付金は受けられないってハナシ)私は、耕種は検討していなくて牛飼いをしたいです。とお伝えした所、今度は役場の畜産課の方と話をする事になった。

新規参入が難しいジャンル

牛の仕事は、露地野菜に比べて初期投資が大きい事や、牛飼い技術が必要な事、特に新規参入が難しいジャンルと言う事を教えてもらった。(今だから思うけど、牛はでかいし危険!)牛飼いと言っても、子牛を産ませて育てる「繁殖農家」と、育った子牛を大きく太らせる「肥育農家」の二種類がある。就農の流れは、耕種と同じく、市の斡旋する研修先で1年研修を受けて、国からお金を借りて就農するとの事だった。(結論から言うと、私はこの流れで就農していない。)

家族の賛成は? と聞かれて・・・

強く言われたのは、家族の賛成受けてるのか?との事だ。牛飼いは365日毎日仕事、旅行はいけない、どっちかが倒れたらどっちかが助けないといけない。家族の同意なしではできない仕事。ハードルは高いけど、もしも本気なら、家族の同意の元で、一度畜産農家を体験しに来たらどうか?と提案を受けた。無論、快諾した。

帰りの飛行機では、家族を養いながらどうやって就農するか考えていた。研修期間にもらえるお金は年間150万円・・・これじゃ家族は暮らせないとか、当時専業主婦だった妻にも働いてもらわないと・・・。

何の基盤もなく家族で移住して農業やるってのは難儀だなあ、と打ちひしがられた。


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