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ついに就農の切っ掛けを掴む。

この機会がなければ就農はできてなかった

人工授精師の講習が終わった後、合格通知まで一か月くらいあったんだけど、その間に今度は削蹄師と言う資格を取るべく講習会へ申し込んだ。

削蹄師と言うのは、牛の爪切りする人の事。牛は爪が第二の心臓と言われてて、定期的に爪の手入れをしないとダメになる。と言っても、牛の為に爪切りするからと言って牛がネイルサロンのお客さんみたいにはならないで500kgの牛さんは暴れる。だから技術が必要。その技術を学ぶために、二日間講習へ行く。一日目は学科、二日目は実習とテスト。これで及第点もらえれば、二級削蹄師を名乗る事ができるけど経験がないとできない。暴れる牛の爪切りのヤバさ想像できるだろうか?私の場合は、テストの時に牛に足を踏まれて骨が折れて一年くらい足が痛かった。試験には受かったけど削蹄師は絶対やめよう!と心に誓った。削蹄師も本当にすごいと思う。

どんな仕事かはこちらを見てみて下さい。

さて、私の就農の切っ掛けになった出来事は、削蹄の申し込みをした後に来る地元の削蹄協会の会長からの電話だった。内容は「素人がいきなり削蹄の講習しても受からないからうちの農場に修業しに来い。」と言う事だった。端折って書くと、この会長が、今の私のボスである。(牛舎の一部と機械を貸してもらっている。)ボスは、200頭くらい入る牛舎で牛飼いと削蹄と人工授精をしてるんだけど、牛舎を持て余してる事や後継者がいない事から、後継者になるような人を探してたらしい。「地元の人間じゃなくてもいい、やる気があるなら俺の後継者になってみないか?」と言ってくれた。移住した町の隣町だった事もあり少し悩んだけどすぐに牛舎をお借りすることにした。

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