見出し画像

2021年の終わりに

今年を振り返って

ものすごい勢いで駆け抜けた2021年でした。
うれしい出来事も大変多く、激動の日々を過ごすことができました。

少しずつの歩みではありますが、今後も精進していきたいと思ってます。
しかしながら、世の中の変化の速さにもついていかないといけないですし、
寛げながら、少しずつやっていきたいなといったところでしょうか。


容易に物事も進みにくくなってきていますので、
にわか知識だけでは対応できないことを日々感じてます。


なんとか喰らいつこうとやっているものの、
リカバリーする時間もなく、ただただ過ぎゆく日々でした。

まわりの皆さんのおかげで、何事もなくやり過ごせましたが、
しらずしらずとんでもない舞台に連れて行かれる感じで、
よく一年持ったなというのが本音です。
うかれることなく、これからも地道にやっていきたいなと思ってます。


地方公務員アワード2021

今年、ひょんなことから『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2021』と「NECソリューションイノベータ賞」に選ばれました。

僕のやってきたことを評価してくださった方がおられたので、賞をいただけたと思っています。
いただいた評価に恥じないよう、これからも一生懸命やっていきたいと思いますし、いつも助けてくださっている皆さんにも恩返しできればと思っています。

コロナ禍において相当な無理をされている公務員の方が多くおられます。
ちょっとしたことで批判にさらされ、日々なかなか評価されることも少ない中において、一生懸命業務に尽力されている方々にスポットを当てていくというこの取組が長く続くこと、そして、個人だけではなく、多くの職員の皆さんが評価される日が来ることを願ってます。


第16回マニフェスト大賞「優秀賞」

応募総数2,730件のうち、35件の取り組みとして、加古川市の取り組みが第16回マニフェスト大賞「優秀コミュニケーション戦略賞」を受賞しました。

 参加型民主主義プラットフォーム「加古川市版Decidim」の導入時の記事については、別のページで書かせていただいています。

導入後、様々な規模の自治体からお問い合わせを受けてきました。
その中でよく聞かれるのは、Decidimが何か答えを導き出してくれるのかどうかということです。

そんなツールがあったらみんな入れますよね。そんな夢のようなツールではありません。ただ、若い方が比較的多く参加していただいているということについては非常にポジティブに考えています。

加古川市の人口が約26万人ですが、多くの方が参加することだけが意味を持つのではなく、多くの今まで聞くことが出来なかった良い意見が出てくることが本来やるべきことではないでしょうか。

できていないことを非難したり評論するのでなく、少しでも前に進むために何ができるかを対話しながら一緒に考えていきたいですね。


テクノロジーの凄さ

今年一番テクノロジーの底力を知ったのは、加古川のコワーキングスペースmocco加古川で行われた「Public talk Kakogawa #2」で講師をされたチャイルドドクターである宮田さんのお話を聞けたことでしょうか。

ケニアと加古川と神戸を繋ぎ、現地の様子なども映しながらお話をされていました。
その中で宮田さんからチャイルドドクターの制度を教えていただきました。

チャイルドドクターはケニアの子どもたちの医療支援を行うといった取り組みです。
0歳から12歳までのお子さんに支援金をおくり、対象となったお子さんに無料診察券を配布し、医療が受けられるという制度となっています。

昔から募金などはありましたが、相手の顔が見えないのでなかなか募金に躊躇していましたが、この制度では、募金した相手の家族から手紙が届く(しかも翻訳もしてくれる)形となっていて、お互いの状況も見える形となっているのでより親近感を持ちながら支援することができます。

毎月わずかな金額ですが、今は2人のお子さんの支援をさせていただいています。そして、遠く離れた国からたまに来る写真付きのメッセージは、自分自身にエネルギーを与えてくれています。

今年、5万円の現金支給と5万円のクーポン券、それに関わる所得制限の話題がありましたが、たとえわずかな金額でもケニアの子どもたちに医療を受けさせることができればと思いはじめました。

今年一番、テクノロジーの可能性を感じさせてくれる出来事でした。


ジブンゴト

今年の春に総務省地域情報化アドバイザーに任命されました。
錚々たるメンバーの中に隠れてますので、今年は講師として呼ばれることはありませんでした。
とはいえ、それ以外で取材、視察、ウェビナーを含む講演には多くお声がけをいただきありがとうございました。

イチ職員にいろんな方が興味を持っていただきお話させていただいていますが、結局のところジブンゴトとして物事に取り組めているかということに尽きるのではないでしょうか。

来年も色んな所に顔を出しながら、ジブンゴトにしてもらう取り組みを続けていきますので、どうぞ2022年もよろしくお願いします。

そういえば、、、2022年は年男です。寅です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?