学ぶということ
オンライン自習室を開設したのは、「学ぶ」機会を作りたかったから。
「学ぶ」といっても様々な学び方があっていいと思う。学校に行って勉強するのもオーソドックスな「学ぶ」だし、部活や習い事だって立派な「学ぶ」だし、そこにケチをつける気はサラサラなくて、私自身も大いに活用させていただいているので感謝しかない。
とはいえ、そこにハマれない人もいるわけで。そこだけじゃ足りない人もいるわけで。そんな人たちの受け皿として活用できればなと思っている。
そもそも「学ぶ」って何だろう。なぜ「学ぶ」のだろう。
私は、「学ぶ」ことは選択肢を広げることであり、より豊かに暮らすためのものだと思っている。
いい大学に行って、いい会社に入ることが豊かに暮らすことではない。ひと昔前までは、それが豊かに暮らす指標となっていたかもしれないが、この予測不可能な現代社会においては、その価値はあまりないと思っていて、それよりは、「何か想定外の事態が起きた時に対応できる力」こそが豊かに暮らすコツだと思っている。
では、どのようにすればその「想定外の事態に対応できる力」が身につくのかといえば、受験のための勉強にとらわれずに様々なことを学ぶ、体験することだと思う。
先ほども述べたが、知識や体験を得ることは選択肢を広げることである。誰かが言っていたように「象を知らない者に象を想像してもらうことは難しい」まさに的を得ていて、「知らない」ことは想像できないことが多い。だからこそ知ることが大切である。しかしながらすべてを知ることはできない。そこで役立つのが「置きかえる」こと。自分の中に引き出しがたくさんあれば、知らないことも「こうではないか」と仮説を立てることができ、正解ではないにしろ近似値を見つけ出すことが可能になる。
手持ちのお金が500円あれば、300円のお菓子と500円のお菓子を悩んで選ぶことができる。しかし300円しか持っていなければ、500円のお菓子を選ぶという選択肢は消え、悩むことすらできなくなるのだ。知識や体験は、この差額の200円をどう作り出すか、その手段を導き出すことができる。
現代においては検索機能が発達し、スマホやパソコンがあれば「調べる」ことはできる。しかしそれを「使いこなす」のはまた別の話。私が目指すところは、この「使いこなす」までを自力で習得してもらいたい。そのためのサポートは惜しみなくしたいと思う。
知識は学べば等しく得られるけれど、人に入った瞬間からそれぞれの中で化学反応が起こり、アウトプットに差が出る。その違いが個性であり、豊かに暮らすための原石となる。
人によって「幸せ」の形が違うので正解なんてない。だからこそ選択して自分で選ぶ(決める)ことがとっても大事。
でも、その選択をするためには基礎学力は絶対に必要。それなくして「学ぶ」ことは難しい(学べなくはないがかなり遠回りする)し、化学反応もしにくい。したがってアウトプットもしにくい。結果、しんどくなって学びたくなくなる。
だからこそ自習室には勉強を教える専門家が必要だし、しんどいなーって思ったときに立ち止まれるようメンタルケアも必要。
ということで、サポート体制が充実した自習室をよろしくお願いします。また、7/16(木)21:00~は無料進路相談室がありますので、こちらもご利用くださいませ。
最後はお知らせで締めました。
【オンライン無料相談会】
~中学編~
悩める保護者の談話室
「才能の見つけ方/伸ばし方」
7/16(木)21:00~22:00
オンライン(Googlemeet)
中学に入ると心身の成長に伴い、コミュニケーションがうまく取れなかったり、何を考えているのかわからなくなってきたり。それなのに、勉強は難しくなるし受験はあるし、それなのに学校の接点は少ない。
保護者の悩みは尽きず、相談できるのは部活やクラスのママ友さんだけ。
なんてことはありませんか?
今回は、中学生のお子さんをお持ちの保護者を対象に
・勉強の仕方
・高校の選び方
・将来の夢の見つけ方
・塾の選び方
などをテーマに講師をお迎えして相談会を開催します。その中で、お子さんの才能の見つけ方や伸ばし方のヒントもお伝えできればと考えております。
<講師紹介>
坂本拓大(元塾講師/音叉ヒーラー/ラジオパーソナリティ/NPO法人副理事長/中学校教員)
こんにちは。坂本拓大です。
仙台で塾講師をはじめ、3年連続宮城県内公立高校合格率No.1(平均92%)を達成。その後地元の福島に戻り、現在は中学校教員として働いています。
10年以上子育て・教育に関わる中で、「どうすればその子の才能や能力を高められるか」を追究しています。子どもは生まれた瞬間から完全なる個性とその子にしかない才能を持っています。
皆さんのかわいいお子さんが持っている能力や才能を知って、その才能を最大限に引き出す子育ての姿勢や方法をアドバイスさせていただき、親御さん自身の人生もよりハッピーになるお手伝いができればと思っています♪