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僕がサッカーから学んだもの

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幼少期から続けてきたサッカー。 場面場面で僕がサッカーから得たもの、感じたものを書いた記事です。
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#組織

目指した瞬間的日本一

まだ1週間あると思えたあの日から、7日が経った。 ここ3日は凄くエモーショナルな自分に出会う場面が多かった。 0℃に達しない気温の中、グラウンドに行き、朝っぱらから大声を出した。 「寒さなんて関係ねぇ。」 その気持ちとともにあるのは、 「何か残したい」って気持ちだったのかなー。 随分、うるさい、頭おかしい、と思ったことだろう。 今になって言う。自分の中では勝負だった。本当に個人的な勝負だった。 勝利か敗北かは、これ以前にもこれ以降にも不明のままだけどね。 目指すは「

18と22の壁【vol.269】

コミュニケーションと聞くと、まず何を思い浮かべるか。 会話?連絡?ジェスチャー?議論? 大学に入ってから、 いや、より人と、自分と向き合うようになって、コミュニケーションの重要性に気付く。 2020年ももう半年が終わろうとしている。 そこで、何を思うか。 必要性今年入ってきた後輩とのコミュニケーション。 漠然と、まだまだ図れていないと感じる自分がいた。 なぜ”コミュニケーションをとらねば”と感じる自分がいるのか。 それを探ったところ、自分の経験が背景にあった。 1

目的の必要性と不必要性~組織と個人と人生~

目的地はなかった。 これは先日歩きまわったときの話。 振り返って色々なことを考えた。 この前の記事にも書いたように、感じたことはあったが、まだある気がした。 自分の中で引っかかったのは、「目的」という言葉。 今日はその「目的の必要性と不必要性」について組織と個人、人生に照らし合わせて考えたのでお話します。 〇目的の必要性. 自分が所属するチームでは、目的を、自分達の目指す最終到達点とした。 そして、目標を目的を達成するための具体的な手段。 その下に手段(戦略)としてより具

逃げない

皆さんこんばんは! 今日はマガジンで言うと、『僕がサッカーから学んだこと』にあたる記事です! 「学んだこと」というより、このような現状で、今まさに考えさせられている、学びの途中を言葉にしたものです。 チームを考えるうえで、僕自身が今思うことを綴ります。 . コロナのせい。. 「コロナだから。」全てこの一言で言い訳はできる。 コロナの時期だから、練習できない。 コロナの時期だから、コミュニケーションとりづらい。 でも、そんなことを言っている場合ではない。 自分達で決

嫌いじゃないよこの感じ。

皆さんこんばんは。 今日は、今の心境を吐露って感じで。 . 自分の思考回路はどうなっているのか。 そんなことまで考えるようになった今日この頃。 普段、全く考えていないわけではない。ちょっとは何かしらの事を考えてきたつもりだった。 しかし、この期間、圧倒的に考える量は増えたと実感している。 間違いなく、今の状況が、自分の思考を張り巡らす要因となったわけではあるが、意外とこの分野は嫌いじゃない。 今、世界中が揺れている。 スポーツ界は正にその揺さぶりで篩いにかけられてい

この期間にできること~本音探しの時間~

皆さんこんばんは。 一体いつまでこんな生活が…と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。 SNSに写真一つ載せるにしても、「これは何日に撮影したものです。」の一言や、ニュースを見れば「感染者何人超。」を見なければならない日がずっと続くのは嫌というか悲しいですね。 そして、自然とコロナウイルスに関して触れてしまう状況も。 ただ、前を向いて進むしかありません、心を強く! ◇ さて、本題に入りましょう。 自分自身、大学の体育会でサッカーをやっています。 現在、活動自粛中です

未熟者

楽しむとふざけるの違い。 大学生にもなれば誰だってわかる。 何が違うのか。 サッカーで言えば、「ぬるい」と表現されることもある。 自分がプレーする身として感じる違いと言えば、「空気感」だろうか。この空気感(雰囲気)は、自然と構築されるものでもあり、作り出すこともできる。そして、作り出すことができるということは、変えることだって可能である。 ◇ 自分はまだ未熟だった。 「ぬるい」と感じていながらも、変えることができなかった。 このままではだめだと思っていながらも、変えら

ピッチで飛び交う声

「やれよ!」 「集中しろ!」 ピッチ内で耳にする言葉。 チームとして、個人として、勝負となれば互いに熱くなる。 そして、自分達同士で突き詰めなければならない。 時に、練習がぬるいと、やれてないと感じる時がある。 これは以ての外。日本一になるにあたって問題外の状況だ。 たいそう次元の低い話ではあるが、この状況の時に耳にするのなら、理解はしやすい。 しかし、ピリッとした練習の際も、同じく、最初の言葉は飛び交う。 球際、切り替え、イージーミス。。。 ◇ ここで一旦冷静に

ニッポンイチ

僕たちは、日本一の集団になる。 1年の時も、2年の時も、3年の時も目指してきた。 大学に入って、日本一の集団になるために、当たり前のように「日本一」というものが、絶対条件の目標としてあった。 新チームがスタートした今、今日もまた「日本一の集団」なんて言葉を当たり前のように口にしたけど、今後、自分個人が、そしてこれから先所属する組織が、日本一を目指すことはあるのだろうか。そう感じる。 簡単に日本一になんてなれないことも重々承知している。 何が日本一なのか、それを目指す位

好きに理由なんてないよ

もう残すところ1年になってしまった。 なかなか伝えることのできない思いを、ここに書こうと思う。 僕は、今所属するサッカー部のチームが好きだ。 こんなにも、自分の所属するチームを好きになったことはないくらい好きだ。 正直、自分でもびっくりしている。 これは、3年目にしてようやく、ではない。 大学に入学し、高校まで無名の僕は、セレクションを受けて、一番遅いタイミングで入部した。そして1年も経たないうちに、ここにきて良かった、このチームに入れてよかったと心から思った。 そ

応援の本質

応援の本質って? 自分にとって身近な「応援」は、サッカーの試合での応援が1番に頭に浮かぶ。 今日は、その情景を思い浮かべながら考えていきたい。 大きく3つに分ける。 ・それ自体が好きでの応援。 ・その人やチームが好きでの応援。 ・思いを託す応援。 1つ目は、応援そのものが好きな場合。 これは、その雰囲気、声を出すことに楽しさを感じている人。 2つ目は、頑張っている人やチームが好きで応援している場合。 純粋に、頑張ってほしい!勝ってほしい!そんな思いを込めて応援して

リーダーシップ

どのようなリーダーについていきたいか?理由は? 高いレベルの集団ということを前提として、放任型リーダーシップをとるリーダーについていきたいと思う。 ある程度の自由が効くからこそ、当事者意識がうまれ、常にその組織の一員であることを実感したり、存在意義を感じられるから放任型リーダーシップをとるリーダーについていきたい。 また客観的にその組織を考えたとき、現場単位で決断をしなければいけない場面に遭遇した際、日頃から当事者意識をもつ人であれば、自信をもって決断できると思う。しかし、

チームの一体感とは。

今日の質問はこちら! 自分が感じるチームの一体感を考えながら書きたいと思います。 チームの一体感ってどういったもの? 僕自身、これまで十数年サッカーをやっていて、「何か1つになれた」そんな感覚になったことは何度もあります。それは、プレーしている時だけに限らず、スタンドから応援している時も。 ただ、今日はその「何か」が果たしてどういったものなのかを考えなければならない。 チームについて考える機会があり、 そこで考えた1つになって進んでいくための、自分なりの答えはある。