ミャンマーで国際マラソンに参加するとミャンマーとより仲良くなれる
ミンガラーバー(こんにちは)!
ミャンマーで駐在している西野由花です。
11月ごろから2月はミャンマーの中でも気温が穏やか(30度くらい)で、乾燥しており、さらに雨も降らないとてもすごし易い時期で、観光シーズンとも言われています。
ミャンマーの温暖な気候になれた身としては、朝晩の冷え込みが寒い!と感じるくらいです。
そんなシーズンはミャンマーでのスポーツシーズンでもあります。
ミャンマーで人気のゴルフやサッカーも楽しめますが、この時期、ミャンマーでは二つの大きなマラソン大会が行われます。
今回はそのうちの一つ、Yoma Yangon International Marathon 2020に参加してきたので、レポートしたいと思います!
■Yoma Yangon International Marathon 2020って何?
Yoma Yangon International Marathonはヤンゴンで毎年行われている国際マラソンです。
3km、10.5km、21.1km(ハーフマラソン)、42.195km(フルマラソン)の4つのコースに参加できます。
例年世界各国から参加者が集まり、入賞すれば賞金ももらえますよ!
■マラソンの開始時間はとっても早い
実は私は根っからのインドア派で、ランニングとは無縁の人生を送ってきました。
人生で最も長く走ったのは、中学時代の3㎞のみ、それもとてもとてもつらかった思い出があります…。
そんな私がこのマラソンに参加することになったのはひとえに社内イベントだったからなのですが
ヤンゴン市内での移動がほぼタクシーである日々の生活を思い出し少し運動をしないといけないな…と思ったからでもあります。
そんな国際マラソンですが、朝はとっても早いです!
フルマラソンのスタート時間は朝5時、私の参加する10.5㎞マラソンも6時半スタートです。
5時過ぎに眠い目をこすりながら外に出ると、まだまだ外は真っ暗
会場に着くころには日も出てきましたが、フルマラソンやハーフマラソンを走っている人たちは、走っている途中に夜明けを迎えるそうです。それもまた趣がありますね。
そしてついに10.5㎞マラソンスタート!
ですが、走らず歩いている人が多い!!
私も走って完走する自信はなかったのですが、周りの人たちものんびりと朝の長距離散歩を楽しんでいるようです。
郊外から市街地までをゆっくり回ると、御寺から市場、工場までいろいろなミャンマーの姿が見られて楽しいです。
左側に見えるインパクトの大きいフクロウの置物は水飲み場です。
ミャンマーでは道路のあちこちに水ガメや水の入ったボトルがあり、自由に飲むことができます。
これはミャンマーの仏教文化の一つで、功徳として道行くひとが自由に水を飲めるように水ガメを設置しているものになっています。
暑いミャンマーならではですが、水の衛生状態に関しては…日本人は飲まない方が賢明です!
こういった大きな集合住宅のようなものを見ると、東南アジアだなー、ミャンマーだー。という気分になります。
途中途中にはしっかりと給水所があり、マレーシアの100Plusや水が飲めます。
8Km くらいがそろそろ終わりそうなのにあと2kmある…。
という精神的に一番辛い時間ですが、このように数㎞ごとに後何キロ!頑張れ!と書かれているサインがあり、一つの目安として安心できるものがありました。
途中で21㎞を走っていた会社のスタッフさんと合流したりもしながら、無事にゴールです!
私の人生最長マラソン記録を更新できました!
マラソンを終わった後はみんなでブランチをし、健闘をたたえながら解散です。
前回も街中を散策するブログを投稿しましたが、たくさんの参加者の人たちと歩いたり走ったりしながら街中を移動するのもまた新鮮でした。
最近、ヤンゴン市外を徒歩で回ることも増えてきたので、これからはタクシーばかりでなく徒歩での移動も増やしていきたいなあと思います。
インド、フィリピン、マレーシア、トルコ、インドネシア、ベトナム、バミャンマーで働く11名の喜怒哀楽の物語。 【新卒海外研修】(連載中) http://www.kuno-cpa.co.jp/recruit/shinsotsu-kaigai/