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日本最速!少女レーサー 父子鷹で目指すはF1

JNN 2018 新春 こどものチカラ 1月11日放送より

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時速250キロでサーキットを疾走する11歳の少女が岡山にいます。元F1レーサーの父親と二人三脚で世界の舞台を目指します。

最高時速250キロを超えるフォーミュラーカーがサーキットを駆け抜けます。運転しているのは11歳の女の子、Jujuさんです。ヘルメットを外すと、その顔は普通の小学6年生です。

「もっと実力をあげて、いろんなサーキットで走れるようになりたい」(Jujuさん)

去年4月には、デビュー戦で初優勝しました。大人に引けを取らない腕前です。

Jujuさんがフォーミュラーカーに乗り始めたきっかけは、元F1レーサーの父親、野田英樹さんの存在でした。世界を舞台に活躍していた父親の背中を追い続けています。

「私の夢は・・・お父さんよりもすごくて有名なF1レーサーになること」(Jujuさん)

英樹さんは、娘の夢を一番近くで応援しています。自分の持つ経験や技術のすべてをJujuさんに教え込み、ここまで親子二人三脚で歩んできました。

「世界に出て行って通用するドライバーになる。夢に向かって走っていってほしい」(野田英樹さん)

サーキットは、常に危険と隣り合わせです。一瞬でも気を緩めれば、マシンはコントロールを失い、大惨事になりかねない。そんな世界に彼女は身を置いています。

「ぶつかるまでの、この怖さ・・・。ぶつかると分かっているのに、ぶつかるんだよ」(Jujuさん)

去年12月、また、夢へ一歩近づきました。これまでより1つ上のクラスで、「F1の登竜門」と呼ばれるF3への挑戦です。世界共通のマシンでレースは行われます。これまでと違って、競う相手は海外にまで広がります。

「まだ慣れていないから難しいし、ハンドルも重い」(Jujuさん)

「このマシンで速く走れれば、上のカテゴリーにいっても速い」(野田英樹さん)

Jujuさんが見つめるのは、さらなる高みです。すでに目標も定まりました。

「F3でコースレコードを出していきたい」(Jujuさん)

「気が付いたら速くなっているから大丈夫」(野田英樹さん)

F1の舞台を彼女が颯爽と駆け抜けるその日まで、親子での挑戦が続きます。