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一人で気になっていた居酒屋に入ってみた

ども、ずーです。
ソロ活もだいぶ慣れてとうとうここまでできるようになりました。

「ここまで」というのは一人で初見の居酒屋に入ってみること。

ほんとのことを言うと初めての体験ではないのですが、今回は手ごたえ十分でったので。

手ごたえって何かっていうと何となく想像していた通りの展開になったのです。

実は、一人居酒屋は今回で三回目。
一回目は最寄り駅近くの人気店。二回目は旅先で食べログで見つけた店。
どちらも一人、端っこでポツンとしてました。
それでも、周りの方の会話が聞こえてきて、心中で相槌打ったり、毒づいたりしてるので「二度といくもんか」みたいな残念な結果にはならないんだけど。
まあ正直、つまんないよね。

今回のお店、駅からうちに帰る途中の線路側にひっそりある店。
外の壁には「姫路風おでん」「大和芋紅生姜焼き」「肉豆腐」なんてメニューの張り紙がある。
そして、開店している時には店先のカブ(バイク)にでっかいクマのぬいぐるみが座ってる、なかなか面白い店なんです。

先日、出かけた帰りに「今日はあの店に寄って来よう」と決意をして出かけました。
ちゃんと現金を持って。
小さい店なので、クレカやバーコード決済ができないと予想してました。

日曜日の夜7時半過ぎくらい、お店に近寄ると換気のためか入り口が網戸になっていて中の音が聞こえる。
テレビの音声と女性のお客さんが一人で話ている。
連れと話してるのか?それともお店の方と?

そんなにお客さんもいない様子なので、躊躇なく入ってみる。

女性のお客さんが一人。
お店の方が女性と男性一人づつ。

「ひとりなんだけど」って人差し指を立ててお伺いを立てる。
「どうぞ」と女性の店員さんが奥を指してくれた。
一番端から一つあけてカウンターに座る。

カウンターが6席。どうやら反対側にテーブル席もあるみたいだけど、衝立してるので様子がうかがえない。

「お飲み物は何にしますか?」と多分マスターであろう男性が聞いてくれた。
「メニューありますか?」って聞くと女性が来て隣の席に立てかけてあった数枚のメニューを差し出してくれる。

なんかいろいろある。
ポン酢わり?馬ハイ?タコはい?
カウンターにもコンビニやスーパーで売ってそうなワンカップや缶チューハイなんかも置いてあって。
でも、私は安定の「黒霧のお湯割り」をお願いする。
そして壁にあったおでんの種類の中から大根、厚揚げ、こんにゃく、ミニトマトをチョイス。
お湯割りが運ばれてきて、しばらくしてお通しをカウンター越しに渡してくれる。
ほうれん草の胡麻和えと冷ややっこにキムチと揚げ玉をトッピングしてだしをかけたもの。
ちゃんと手作りですね。胡麻和えがちょっと薄味でした。
私は好きなんだけど、つまみにはもう少し濃い味でも良いと思います。
奴は揚げ玉をよけていただきました。(小麦アレルギーなんです)
キムチもほんとなら食べないほうが良いけどほんの一口だったので、これはいただきましたが、やっぱりキムチは自家製のほうが良いみたいですね。
のちにお腹が腫れました。(小麦食べるとまずお腹がパンパンになるんです)

しばらくして、注文していたおでんが運ばれてきました。
「姫路風のおでんで生姜醤油かかってます。お好みで柚子胡椒とからしもどうぞ」と。
「気になったいたんです。姫路風のおでん」と言いながら受け取りました。つまみのおでんとお通しを食べ、チビチビ飲みながら店内を見渡しまして。
どうやら、おでんと関西風お好み焼がメインのお店のようですね。
ってことは私が安心して食べられるものはおでんぐらいかな?

店内は先客の女性が店員の女性に話しかけています。
元からおしゃべり好きなのか、それとも酔っぱらっているのか?
しばらく聞いていると酔ってる感じでした。
声がでかい。

それを聞きながら、にやにやしているとマスターが話しかけてくれました。
「お近くにお住まいなんですか?」と。
そうそう、これよこれ。こういう会話がしたかったのよ。
初めての一人居酒屋。
お客さん多いとなかなかカウンターに座っても話しかけてくれないもんでね。
「はい、たまに駅からの帰り道にここ通るので気になっていたんです」と。
「いつもはどちらで飲まれるんですか?」なんてことも聞いてくれます。
「いつもは家飲みがほとんどなんですよ。化粧したり着替えたりとか面倒なので」なんて。
小麦アレなのでうかつに外で食事できないんですよーとは言いません。
けどね、一応聞いてみた。
「小麦アレルギーなんですけど、何かおつまみありますか?」って。
そしたら、
「大和芋の紅ショウガ焼きは小麦入ってませんよ。芋と紅ショウガとごま油だけです」
おお!!!説明途中から感激して、食い気味に「それください」ってお願いしてました。

お湯割りをお代わりして。
運ばれてきた「大和芋の紅生姜焼き」は刻み葱がかかっていてポン酢をかけていただきます。
カリカリして紅しょうがの風味とポン酢があっさりしていていくらでも食べられそうです。

いろいろと話を振ってくださったマスターとずっと女性客の相手をしながら私の対応もしていた女性店員さんは年の離れたご夫婦のようです。お客さんとの会話で察しがつきました。

お腹がいっぱいになったタイミングで常連客の男性二人が来店されました。
タバコ吸われる方たちですね。
じゃ私はそろそろ帰りましょうか。

お会計を済ませ(やっぱりクレカは使えませんでした)
「ご馳走様。美味しかったです。また来ます」と店を後にしました。
また、何かの帰りにでも寄りましょう。

でも、タバコ嫌いの息子は連れて来れない店でしたね。
大人の隠れ場です。
いろんなメニューがあるのも良いですが、定番のおつまみがあるのも悩まずに済みますね。
おでん食べたいときはあの店にします。






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