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新年に寄せて ー noteキービジュアルに込めた想い「次世代に残したい地域の豊かさ」

この度の石川県能登地方における地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様のご安全と、一日も早い復旧・復興を願っています。

トラストバンクでは、ふるさと納税を通じた災害支援を受付中です。
また、被災自治体の業務負担軽減のため、被災地以外の自治体が寄付を受け付ける「代理寄付」の支援プロジェクトも開設されています。
最新情報は「ふるさとチョイス 災害支援」サイトでご確認ください。

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あけましておめでとうございます。

2022年に立ち上がった研究機関「トラストバンク地域創生ラボ」は、今年で3年目を迎えます。地域創生ラボは、地域や次世代のために何かを成し遂げたいという熱い想いを持つ人々をつなげて、新しいイノベーションを生み出し、ポジティブな未来を創造することを目指しています。

新年1本目の記事では、昨年6月から公開している、この「トラストバンク地域創生ラボnote」のキービジュアルについてお届けいたします。

「トラストバンク地域創生ラボnote」のキービジュアルは、デザイナーの樋笠彰子さんと、画家/イラストレーターのダヴィデ・バルビーニさんに描いていただきました。

お二人にお願いしたテーマは、「50年後の日本の地域の未来」です。

50年後といえば2074年…。想像もつきませんね。
逆に、過去にさかのぼると1973年。第1次オイルショックが起きた年であり、世界最初の携帯電話が生まれた年でもあるそうです。(ものすごく大きい形のですね)
Appleコンピューター社創設は3年後の1976年。それから50年弱で、テクノロジーは大きく飛躍を遂げてきました。
話を戻して2070年代の地球・世界・日本はどうなっているのか。クルマは空を飛んでいるのだろうか…とも想像したりしますが、いずれにしても今と様変わりした生活が待っていることは間違いないでしょう。

未来を想像することは楽しいですが、なかなか難しい。
ただ、いまこの時代にあっても間違いなく考えられるのは「未来に残したいもの」。
それをイラストに残したいという想いで、プロのお二人に依頼しました。

この画の原型は、樋笠さんのご友人で、東京から瀬戸内海に移住された方のエピソードから生まれたと樋笠さんは話してくださいました。

その方は移住先で、お子さんと一緒に人生で初めての虫捕りなどを経験し、自然を感じながら非常に楽しそうに過ごしていらっしゃるとか……。樋笠さんは、そのお話から感じた「昔ながらの生き生きとした暮らしこそ、未来の豊かな地域に残すべきものなのでは」という気持ちを込めて全体感を決めてくださいました。(右端には、昔ながらの虫捕り網を持って元気に走っている女の子が描かれていますね!)

そして、50年後という「未来」を感じさせるアイコンとして、「医療ドローン」や「電気自動車」、「風力発電」など、今の段階ではまだ数は少ないけれど、未来の地域社会では当たり前になっているかもしれないものも登場させてくれています。

さらに、地域創生ラボ運営メンバーからのリクエストで、「人口減少社会での働き手」として注目されているロボットが人々に溶け込んで働いている様子も追加していただきました。「中国ではもう無人ロボットが宅配サービスを始めているし、飲食店でもよく見かけるようになりました。今後はさらに人型のロボットがより身近になっていくのかもしれないですね」と、樋笠さんも、未来の世界にワクワクする、と話してくださいました。

そんなやり取りを経て完成したキービジュアル。近未来感と自然豊かな地元感が交差し、見ているだけで暖かい気持ちになれる1枚になりました。みなさんも、細かいところまでぜひ注目して見てみてください。

2024年もこのキービジュアルと共に、日本や地域を次世代に残すために、さまざまな調査・研究を行っていきます!

今年は私たちと想いを同じくする団体・企業の皆様とのコラボレーションも始めていきたいと考えています。ポジティブな化学反応をこれからも起こすため、歩みを止めることなく、進んでいきます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

主宰 永田

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