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【若者のマネーリテラシーに関する意識調査 若手社会人編】20代前半の社会人は、20歳から39歳までの若者世代の中でも社会貢献意欲が顕著

2023年7月3日公開の、全国の20歳~39歳を対象とした「若者のマネーリテラシーに関する意識調査」の中から、働いている20~25歳・116名の回答のみを抽出して傾向をまとめました。

調査方法:インターネット調査/期間:2023年6月19日~21日
調査対象:全国に住む20歳~39歳の男女1026名
※この若手社会人編では、上記のうち「20歳~25歳」、且つ以下の職業に該当する人の回答を抽出しています
公務員、経営者・役員、会社員(事務系・技術系・その他)、自営業、自由業
(グラフでは小数点第1位を四捨五入しているため、合計が100%にならないことがあります)


若手社会人では、社会貢献意欲が特に顕著に

社会貢献や社会課題解決への興味・関心があるかを尋ねると、若手社会人は「はい」と回答したのが約4割で、20~30代全体と比較して16.5ポイント高い結果に。社会貢献意欲が特に高いことが明らかになりました。

モノを買う際、価格・品質以外に最も重視するものは「社会・地域・環境に貢献できる」となり、20~30代全体と比べ約17ポイント高い結果となりました。

お金を使った時の「満足度」を尋ねると、若手社会人では特に「寄付など社会のため」が最も多い約3割の回答を集め、20~30代の全体と比較して15.3ポイントも高い結果に。また「自分の欲求を満たすため」は全体よりも7.7ポイント下回りました。

若手社会人は「エシカル消費」「応援消費」もマネーリテラシーが高い行動と認識


特定の消費行動それぞれについてマネーリテラシーが高い(高いと「思う」「やや思う」の計)と感じるかどうかを尋ねると、「投資」「お金の知識」があること以外でも、6割以上が「応援消費」と「エシカル消費」をマネーリテラシーが高い行動であると認識していることが分かった。

77.5%がふるさと納税で寄付することを「エシカル消費」と認識していることから、エシカル消費や社会貢献に興味・関心が高い若手社会人とふるさと納税は親和性が高いと考えられる。

ふるさと納税の趣旨を知っていたかを尋ねると、81.9%が知っていた(「知っていた」「なんとなく知っていた」の合計)と回答。 高校や大学の授業などでふるさと納税について学ぶ機会も増えていることなどが背景にあると考えられる。また、ふるさと納税の是非について尋ねる質問では、84.5%が良い制度である(「はい」「どちらかといえば、はい」の合計)と回答。

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