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【若者のマネーリテラシーに関する意識調査】半数以上が「社会に貢献する消費活動」はリテラシーが高いと回答!ふるさと納税の最も好きなポイントは、地域の役に立つとの回答が半数以上

2023年7月3日、全国の20歳~39歳を対象とした「若者のマネーリテラシーに関する意識調査」の結果を発表しました。

調査方法:インターネット調査/期間:2023年6月19日~21日
調査対象:全国に住む20歳~39歳の男女1026名
(グラフでは小数点第1位を四捨五入しているため、合計が100%にならないことがあります)


結果のポイント

①若い世代の約4割が自分以外の友人・家族や社会のための消費に満足感を得ている

  • 何のためにお金を使ったときに最も満足度が高いと感じるかを尋ねたところ、「友人・家族など人のため」(25%)、「寄付など社会のため」(14.9%)と、約4割近い若者は、自分のためでなく家族・友人や社会のためにお金を使うことに満足感を得ているということがわかった

②若い世代の寄付経験者の4割以上がふるさと納税での寄付経験ありと回答

  • 寄付経験があると回答した人に、どのような寄付をしたことがあるかと尋ねると、「街頭募金活動や店頭の募金箱通じて」(57.4%)に次いで「ふるさと納税を通じて」(45%)が回答を集め、寄付の1つの手法として、ふるさと納税が定着してきていることがうかがえる

③若い世代の5割以上が、「エシカル消費」「応援消費」をマネーリテラシーの高い行動と認識

  • 特定の消費行動それぞれについてマネーリテラシーが高い(高いと「思う」「やや思う」の計)と感じるかどうかを尋ねると、「『将来性がある』と思う対象にお金を投資する」(67.4%)という回答が最多。

  • 一方、「人・団体を支援する『応援消費』をする」(57.2%)、「人・社会・地域・環境に貢献する『エシカル消費』をする」(53.9%)という項目についても、5割以上がマネーリテラシーが高いと認識していることも判明した。

④ふるさと納税を良い制度であると認識している人ほど、ふるさと納税の趣旨への理解度が高い。ふるさと納税の最も良い・好きだと思うポイントについては“地域応援”が“お得”の観点を上回った

  • ふるさと納税制度の是非を尋ね、良い制度である(「はい」)と回答した92.4%が制度趣旨を「知っていた」(「知っていた」「なんとなく知っていた」)と回答。一方、良い制度でない(「いいえ」)と回答した61%が制度趣旨を「知らなかった」と回答。ふるさと納税の趣旨への理解度が高いほどふるさと納税を良い制度であると認識していることが判明。

  • ふるさと納税の最も良い・好きだと思うポイントを尋ねると「お礼の品がもらえる」「所得税が控除される」といった”お得”の認識を回答したのが45.3%。一方、「故郷や応援したい地域に寄付できる」「故郷や応援したい地域と関われる」といった本来の制度趣旨に近い認識を答えたのは52.0%と、”お得”の観点を上回った

  • ふるさと納税をエシカル消費だと思うかと尋ねると、「思う」(29%)、「やや思う」(43.4%)となり、全体の70%以上がふるさと納税は「エシカル消費」と認識

調査の詳細

①「社会貢献」や「寄付」に対する意識

②お金の使い方

約40%が自分のためでなく、
「友人・家族」「社会」のためにお金を使うことに満足感を得ている。
社会のためにお金を使うことに満足感を得る人の62.1%が、
価格・品質以外の価値として、社会貢献性が高い品であることを重視。

③マネーリテラシ―についての意識

「エシカル消費」は53.9%、「応援消費」は57.2%が「マネーリテラシ―の高い行動」として認識。
(「思う」・「やや思う」の合計値)

④ふるさと納税について

本来の趣旨に近い点(地域の応援)を、良い・好きと回答する人が
”お得感”を上回る結果に。
70%以上が、ふるさと納税で寄付することを
「エシカル消費」と認識。


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