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【農業に関する意識調査 若者編】Z世代「農業に関心ある」が65%、全世代平均より20ポイント多く 6割超が短期ボランティアや短期就労への利用意向も

2022年9月15日に公開の、全国の20歳~60歳以上1,051人を対象とした「農業に関する意識調査」を世代別編にまとめました。
その結果、特にZ世代※では、調査対象となった全ての年代の中で最も農業に関心があり、またその関心は昨今の物価高騰によって高まっている実情が浮き彫りに。また、短期ボランティアなど実際に農業に関わってみたいという意欲も全世代の中で最も高いことが分かりました。

調査方法:インターネット調査/期間:2022年9月2日~9月7日
調査対象:全国に住む20歳~60歳以上の男女1051名
※今回の調査対象が20歳以上であるため、20~24歳の年齢層を「Z世代」として記載しています。


全世代で最も農業に関心あるZ世代、物価高騰を背景に関心高まったのは9割弱

農業への関心の有無を尋ねた問いでは、Z世代は全世代の中で最も高く、約65%が「そう思う」「ややそう思う」と回答しました。

(対象は農業に「関心あり」(そう思う・ややそう思う)と答えた人)

最近の物価高騰によって農業に対する関心が高まったかどうかを尋ねた問いでも、Z世代の「そう思う」「ややそう思う」の合計は全世代の中で最も高い約86%となりました。

Z世代は農業への関心の背景に「食や生き物への興味」が最多
一方、農業に「日本の課題がある」と感じているのは20代後半が最多の約28%

(対象は農業に「関心あり」(そう思う・ややそう思う)と答えた人)

農業に関心がある理由では、Z世代の最多は「食や生き物に興味があるから」で35.3%。続いて「日本の課題があるから」が28.3%となりました。一方、農業に「日本の課題がある」と最も感じている年齢層は20代後半であることも分かりました。

Z世代で、第1次産業のうち関心が最も高いのは全世代平均と同じく農業でした。また、漁業には全世代平均の倍となる2割弱が関心を持っていることも判明しました。

Z世代の6割以上は、農業での短期ボランティアや短期就労の機会を希望

農業で短期ボランティアや短期就労を体験してみたい(そう思う・ややそう思う)と答えた人は全世代の平均で36.8%であったのに対し、Z世代に限定すると64.1%。唯一過半数を超え、全世代の中で最も高い割合となりました。


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