2周目の起業の年 2023年を振り返って
M&Aから丸っと2年間が過ぎ、3年目の2023年。2022年まではPMIなどもあり、事業のお手伝いを中心に仕事をしてきましたが、2023年もう一度自分で事業を創ろうと思い立ち、再度スタートしました。
2周目の起業の年とも言える年で、今年はひたすら事業化の準備を行いました。
2周目の起業について
1周目よりもかなり楽
最初起業した時は、26歳でした、リーマンショックとも重なり、社会人3年目からのフリーランス・独立ということで、そもそも話を聞いてくれるところがほぼ無い、たまたま紹介でお会いできても、最初だからいくらでもやりますじゃないのか?と、見積もりを出すだけ怒られたなんてこともありました。
会える人、話せること、実行できることが段違いのため、非常に素早く事業が形になっていき、最終的にいくつかの新規顧客の獲得といくつかの事業の芽を創ることができました。
相変わらず人材とお金を有効に使うのが下手
自分の性格的に、自分でやれることは全て自分で、投資するなら確実に大きくなる絵が見えてからという部分があり、EXITして多少の資金があっても、そこは1周目でも2周目でも変わらない。
そのため、2023年は1周目でやってきたことを最短ルートで回し、一つずつ改善しながら進めていくことを繰り返しました。ただ一人でやってると圧倒的にスピードが足りないとも改めて認識する1年にもなりました。
すごく愚直な一年でしたが、1周目目の起業と比べると、随分と楽になったと感じることは多かったです。
SNSって凄い
今回はちゃんとSNSもPRに使おうと情報発信をnoteやXを真剣に取り組みましたが、アクセスで言えば去年の100倍〜500倍になりました。
露出が増えたので、SNSをキッカケに様々な話をいただくようになったり、生成AIが主で投稿しているので、細かく燃えたり、取材された放送が炎上したりしますが、一つずつ勉強だなと思って取り組んでおります。
来年も続けられるだけ続けて行きます。
X(田中義弘 | taziku CEO / AI × Creative)
https://twitter.com/taziku_co
tazikuの仕事
仕事については目まぐるしく、ピボットも多く行い、年初はアートイベント→メタバース→生成AIと主軸も移り変わり、様々な可能性を探る一年となりましたが、徐々に生成AIに狙いを絞れたのは良かったと思います。
色々と狙いが年初は定まらずでしたが、徐々に生成AIに収束していった形になりました。以下に大きなポイントとなった仕事をまとめました。
実績 / プレスリリース
「出現画廊 其ノ参」 東京・名古屋・京都3会場での展覧会開催決定
イラスト展「DOUKUTSU TANKEN in METAVERSE」を開催。
メタバースを身近に、 もっとおもしろく。「Meta Elements」
「AIアニメプロジェクト」をK&Kデザインと共にスタート
「トリリオンゲーム」#8のAI・アニメ部分に美術協力
「HATCH TECHNOLOGY NAGOYA」に参画
AIアニメプロジェクトに「SOPHIE.STUDIO」が参画。
AIによるDXを推進する「DXAI」をスタート
名古屋市と「名駅西メタバース(試行版)」を公開
「TALKING TO AI」のプロトタイプを公開
名古屋市と生成AI×自治体キャラクター活用によるPRを実証実験
新キャラクター「アイノサキ」を発表!生成AIを象徴する存在を目指す
プライベートについて
仕事に時間をとられすぎて、1周目ほどではないですが、色々支障も起きました。反省点として主に職場の人間関係の部分で、コントロール不可能な領域においてバランスを取ろうとして時間を費やしてしまいました。
雇用関係ならいざしらず、利害関係が一致していない中での人間関係の調整は不可能だし、無駄でした。これが原因で集中と選択がしきれなかったことで、多くの時間を事業とは違うことに費やしてしまったなと反省です。
自分がコントロールできない事は諦めて、コントロールできる部分に集中したほうが上手く行くし、無駄もない。早めに見極めて損切りする。これを来年は徹底して時間を確保して行きます。
2024年について目指すところ
2024年については、今まで自分がやって来なかった事にチャレンジしてみたいと思います。冒頭でも書きましたが、自分自身の苦手な領域は、お金でお金を稼ぐこと。
投資に関してはレバレッジになるのは理解していますが、自分の見える範囲・コントロールできる範囲でしか、行わなかっていませんでした。年齢的なこともあり、タムリミットは年々迫っていることを考えると、一段加速するため、ある程度、投資をしてスピード上げられる部分は上げていく形で進めて行きます。
来年の今頃も色々やった一年にするために、2024年も走りきろうと思います!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?