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テレワークゆり物語 (66)衆議院選挙速報を見ながら決意した事

「決意」と書くと「次の選挙に出るの!?」なんて思われそうだが、そうではない。自分には、政治家になる知識も能力も覚悟もない。ただ「日本の働き方を変えたい」という思いだけは強いので、それを実施できる立場の人を応援するのが、私のミッションだと思っている。

10月31日20時、衆議院選挙の開票が始まり、次々と当確の報が流れ始める。ポストコロナ時代の日本を決める重要な選挙だ。

開票が進み、テレワークを推進してくださる方の当選に安堵しつつも、個人的に応援している方が残念な結果になり、悔しくてなかなか寝付けない
テレビで当選者の名前が次々と流れる中、9月の総裁選の頃からの不安がよみがえってきた。

コロナ禍で在宅勤務を実施する企業が増えたことで、国や政治家の方々は「テレワークは普及した」と安心しているのではないか。

ポストコロナ時代を見据える中「働き方」に関する関心が薄れているのではないか。

確かにコロナ禍において、多くの企業がテレワークを実施した。これを機に働き方を大きく変える企業もある。しかし、多くの企業が課題にぶつかり、コロナの感染リスクの低下とともに、出社をやめて戻ろうとしている事実もある。

テレワークは、「新型コロナウイルスの感染防止」だけではない。日本の今の課題、未来の課題を解決する、重要な働き方である。

テレワークはさまざまな社会課題のソリューション

せっかく動き始めた流れを、止めてしまってはいけない。

今回の選挙で衆議院議員となり、これからの日本を導くおひとりおひとりに、「テレワークの重要性」を伝えなくていいのか。

深夜、テレビの特番ニュースのキャスターがこういった。
「今から、小選挙区と比例代表で当選した方を、北から読み上げます」
思わず、布団から飛び出て、パソコンの電源を入れた。

読み上げられる当選者ひとりひとりを確認しつつ、自分の名刺管理ツールと突き合わせて、エクセルで表を作り始めた。

「テレワーク行脚」のための衆議院議員リストだ。

明日から、これまで何等かのご縁があった方に連絡しよう。30分だけでいい。「ポストコロナのテレワークの重要性とその施策」について、話を聞いてもらいたい。もちろん、簡単なことではない。連絡するだけ、アポを取るだけで、相当無茶なことだ。

でも、やらなきゃ。

かくして、11月1日 午前5時前。
全当選者の確定と共に、田澤由利の『テレワーク行脚』リストが完成した。

ピックアップした、訪問したい衆議院議員は、全部で50名。直接お願いできる人もいれば、まったくルートのない人もいる。でも、走っているうちに、何かご縁ができるかもしれない。まずは走ろう。

決断。

今日から、今回当選された衆議院議員の方を訪問し、テレワークについてお話する時間をいただく「テレワーク行脚」を開始する。

目標は、年度内に50名。オンラインはもちろん、お会いできるならどこでも行く、ハイブリッド型行脚だ。

今日の週礼(もちろんオンライン)で、社員にこう言おう。

「いいこと思いついたんだ。聞いてくれる?」
 →「また始まった」と思われるな。笑

※冒頭の写真は、夜中のリスト作成中の様子。もちろん自撮りです。笑


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