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#100 インドで学んだ「パートナーの見つけ方」

おはようございます。インド嫁です。アーユルヴェーダを勉強したり、ブログを書いたり、イベントを運営したりしています。

最近、更新がままならず、本当にすみません。アーユルヴェーダ勉強会やヨガの勉強会、復習など、毎日元気です。皆さんにもいろんな事をお届けできるように時間作っていきますね。

そんな中、個人的に、お祝いしたい事がいろいろありました。

今までありがとうございます。これからも宜しくね。

お祝い1 8/29(土)は主人の誕生日でした。
お祝い2 自身のブログ「インドとアーユルヴェーダと私」の100回記念です。

99回から今日まで、だいぶ間が空きましたが、ようやく、この日を迎える事ができました。質問者さんの質問には述べ90回答えた事になります。ありがとうございます。

おかげ様で、質問も様々いただくようになり、このブログを音声配信しているのですが、その流れでいろんなお話しを頂き、嬉しい限りです。

これからも、続けていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

本日のテーマは、「インドで学んだパートナーの見つけ方」です。44歳まで独身だった私が、何故パートナーを見つけられたのか、ヴェーダやインド哲学に基づいた考え方をシェアします。

結婚=幸せではない

私は、30代に大失恋をしたのが原因で、あまり結婚願望をもてませんでした。インドにいても、彼氏はいたほうがいいけど、結婚は考えてはいませんでした。

偏見ですが、結婚後あまり幸せな夫婦を見た事もなかったし、離婚のプロセスは両親をみていたので、本当に大変だなぁと思っていたからです。

SNSでワンオペで苦しむママの叫びもよく目に入るし、妹も苦労していたので、なおさらでした。

依存しない

ヨーロッパでは、事実婚や、籍をいれない同棲などは当たり前にあります。しかし、私がインドで暮らす場合そうはいきません。インドは、どちらかというと日本に近く、親兄弟を巻き込んで結婚を決めるからです。

だから、ぼんやりと、もしインドに住むのなら、仕事を一生懸命頑張って、将来は映画の「マリーゴールドホテルで会いましょう」のような、老後を楽しむ仲間を集めて、パレスで暮らそうと思ってました。

20代の時は、彼氏もいましたし、結婚を意識した人もいましたが、私の依存度が高すぎて、うまくいきませんでした。

でも、仕事が好きで、結果もそれなりに出せていました。おそらく仕事は、頼る人がいないので、自分で何とかするしかない。という自立心がいい結果を生み出してくれたのでしょう。

でも恋愛は、甘えたいし、頼りたいし、誰かに何とかしてほしいと言う気持ちが強かったんです。依存すると言うことは、自分のためにも、相手のためにもなりません。

今思うと、「自分を幸せにできるのは自分」という考え方が理解できるようになると、人との付き合い方も少しずつ変わっていったような気がします。

「どういう状態が、自分が幸せと感じる状態か。」この答えに「彼氏がいる状態」「だんなさんがいる状態」という答えをだしているうちは、相手はみつかりません。

もしくは、仮に結婚できても、幸せになれません。

何故なら、自分で自分を幸せにしてあげられないと、人を幸せにできないからです。

もしくは、誰かの奴隷のように言われた事をやる人生です。

自立するということ

1.人に自分の好みを押し付けない
2.人がやっている事に口出ししない
3.自分の事を人に相談しない(相手に意見を求めない)
4.相手の話を聞く
5.相手の前でつくらない

実はこれ、今の旦那さんと付き合った時に学んだ事です。言葉の問題(普段は英語で話します)もありましたし、喧嘩もしょっちゅうしました。

でも、アーユルヴェーダで学ぶように、相手と自分は本当に違うのです。もちろん共通の趣味があったり、好きな食べ物が一緒だとそれは楽しいかもしれません。

しかし、根底に「人は違う」という事を意識しながらお付き合いした事で、非常に受け入れる幅が広がったように思います。

その代わり、相手を非難しないようにしました。

私にはガラクタに見える事でも、彼にとっては大事なものだったりします。なので、できるだけ、共有スペースを作らず、自分のものと相手のものを分けました。

彼はピッタカファです。とくにピッタ優勢です。年齢的にもピッタ優勢の年齢です。しかし、彼の場合、糖尿病が43歳の時に発症し、原因はストレスです。

この場合、ピッタ優勢の方はとにかく消化が悪いと怒りっぽくなります。食べる事は好きですが、不機嫌を顔にだしたり、乱暴な言葉遣いをします。

基本、私もヴァータピッタで、行動や怒りは表に出す方です。特にインドに来てからは、普段より意識して自分の感情を外に出すようにしてきました。

意思表示の表現をオーバーにしないと、言葉で伝わらないのです。

また、自分のトリセツをこんこんと彼に伝えてきました。(NGワード、やられていやな事、私が怒ってる時にしてほしい事などです。)

お互いに成長する

結婚して1年目の同棲は、本当に喧嘩ばかりでした。今思えば、これは私が原因だったように思います。生活が変わる事を、私が受け入れられなかったからです。

ヨガ哲学を勉強し始めて改めて思うのは、ほとんどの感情の原因は「執着心」です。過去の出来事、経験にしがみつくほど、自分の心に負担のかかる事はありません。

結婚は修行です。

自分の成長です。

幸せは自分で作れます。それは一人でも、相手がいても。幸せは自分の中にあります。

残念ながら、相手を幸せにしてあげる事はできません。一時的な幸せを与えても、結局その人が幸せだと思うのはその人自身です。

ここはアーユルヴェーダの教えです。

だから、常にまず自分の心が幸せかどうか。

幸せなら相手の不満もプラス思考に変えてあげられます。反対に自分が落ち込んでいたら、冷静に自分を見つめましょう。観察しましょう。

自分に自分でコンサルティングするイメージです。

以前は人に聞いてもらうのがいいと思っていました。しかし、心の整理は人に話す事よりも自分で形にしてそれを第三者のように見つめたほうがしっくりきます。

アーユルヴェーダもヨガ哲学も、共通している点は「他の人と比べない」事です。内に、自分に、目を向けた学問です。インドの古典ヨガ、特にグルジが行っているのはRajaYogaという心に重きを置いたヨガです。

探しても見つからなくて当たり前

自分が独身だった時、めちゃめちゃ将来のパートナーを探していた時期がありました。でも、その時は仕事がうまくいってない時だったのです。

当時、結婚は「逃げ道」でした。だから、見つからなくてよかったと思っています。

パートナーを探している方は、自分のステージを上げましょう。そしてみつけてもらうような所に出向くのです。自分を磨く事、そして相手に要求しない事です。

コロナの影響で、人との付き合い方が変わりつつあります。

インドと日本の距離を超えて、インターネットを通して、同じ感覚を持った人が集まれるのがすごく嬉しいです。

価値観で繋がる世界を作っていきたいし、それを増やしていきたいと思います。

もし、今「出会いがない!」と思っている方も、もしかしたら、あなたのパートナーは海の向こうにいるかもしれませんね。

このブログでは、質問者さんからの質問を募集しています。

お気軽にご応募ください。

それでは素敵な一日がすごせますように。

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