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#18ロックダウン18日目、残り3日。アビャンガの注意ポイントとは。

おはようございます。インド嫁です。アーユルヴェーダを勉強したり、ブログを書いたり、イベントを運営したりしています。

今日は、自分に起こった出来事の一つを話したいと思います。#音声配信を始めよう というRadioTalkさんの企画がありました。5日間毎日配信をした方には30万円山分けという企画でしたが、、、、先日アマゾンギフト券をいただきました!

ラジオを初めて現在18回。ノートに原稿を書くようになって15日。何事も継続ですね。これはうれしかったです。家事や通勤の合間にアーユルヴェーダの小ネタを届けたいという理由から始めましたが、今後も楽しくやっていきたいと思います。

はい、では、さっそく質問箱いってみましょう。

本日の質問は、

ごま油で全身をマッサージしてみたいのですが、最後は普通にお風呂でそのままシャワーしまって良いのでしょうか?

という質問です。

アーユルヴェーダでは、温めたオイルを手で塗るトリートメントをアビャンガと呼びます。ここにはいくつかのポイントがあるので説明しますね。

まず、共通するのは、

1. オイルは必ず温めること。2.手に圧力をかけずに、体を流すように塗る事。3. 頭の上、耳、眉間、首の根元、手のひら、ひざ、足の裏にオイルをつけるように意識する事です。

日本の方は真面目な方が多いので、あえて言いますと、上に書いてある事が面倒ならば、やらない日があってもかまいません。アーユルヴェーダに「~しなければならない」を持ち込むとつらくなりますから、気軽に聞いてくださいね。

それぞれに、理由があります。

アーユルヴェーダの薬用オイルの特徴は、すべてオイルの中にハーブの成分が含まれておりその効果は絶大です。吸収力も異なります。しかし、日本で手にはいりにくいため、ピュアオイルを使う方もいるでしょう。日本だと「太白ごま油」がおすすめです。

オイルを温める事。これは、アビャンガの目的は筋肉弛緩、つまりととる事です。そのため、塩抜きの原理のように、体温より少し高い温度で老廃物を出しやすくするのです。夏でも同様です。

2つ目の手に圧力をかけずに、体を流すように塗る事、ですが、本来のアビャンガはマッサージとは異なります。あくまで油を塗布するのが目的です。現在はアーユルヴェーダクリニックでもいろいろな手技がありますが、一か所に集中して圧力をかける事はしません。

しかし、昨今お店ではお客様のニーズに合わせて変えているお店もあると思います。これは正しい、正しくないではなく、アビャンガをサービスとして考えた時に何を優先するのかという事です。気にしないでください。

3. 頭の上、耳、眉間、首の根元、手のひら、ひざ、足の裏にオイルをつけるように意識する事。こちらは、マルマポイントという場所で、エネルギーの通り道です。ここにオイルをつける事で、ゆるやかになり、老廃物を出しやすくし、体は正常な機能ができるといわれています。

アビャンガは、万能です。健康な方も健康維持にぜひやってください。セルフマッサージで十分です。2日に1回、週に3回ぐらいやったら、2週間後には体の動きや動かし方がスムーズだったり、痛みがないと感じるでしょう。100歳まで生きたい人の、健康法です。

ご質問者さんの「ごま油で全身をマッサージしてみたいのですが、最後は普通にお風呂でそのままシャワーしまって良いのでしょうか?」の回答ですが、はい、かまいません。時間を置いたらより浸透しやすいので、10分ほどたったらシャワーで洗い流してもOKです。

アーユルヴェーダの薬用オイルの皮吸収は約10分間です。ですので、オイルを塗布する場所を、10分ほどマッサージすると細胞まで浸透します。逆にそれ以上行っても、さほど増えませんし、冷えると別の疾患の原因になるのでほどほどにしてくださいね。全身のマッサージは、この計算でいくと長くても45分ぐらいかと思います。

はい、今日はこのへんで。質問お待ちしております。それではみなさん素敵な一日をお過ごしください。




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