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#65 私のインド古典ヨガの師匠【インド】

おはようございます。インド嫁です。アーユルヴェーダを勉強したり、ブログを書いたり、イベントを運営したりしています。

今日はアーユルヴェーダと非常に関係の深いヨガのお話しをしたいと思います。

私は、インドで6月からKoshal Kumar【コーシャルクマール】グルジ(師匠)からヨガを学ばせていただいてます。もしロックダウンがなければ、グルジにもお会いできなかったかもしれません。

というのも、最も厳しいと言われていたインドの外出禁止の約2か月間、日本人の方のために、とオンラインでヨガをしてくださいました。そのサポートとして2人の日本人のお弟子さんの尽力もありました。日本語が話せないグルジのために、復習のノートや動画をとってくれました。

ロックダウンも解除に近づいてきた時、ようやく私はこのグルジの素晴らしさに気付きクラスを受ける事にしました。

前おきが長かったですが、何がすごいのかというお話をします。

ヨガは精神を鍛えるトレーニング

本日の質問者さんの質問に今回のお話しはすごく関係します。質問はこちら。

瞑想?メディテーション?何度トライしても何か考えてしまってうまくできません。アーユルヴェーダさんは瞑想されますか?コツがあったら教えて頂きたいです。

そして、お答えしたのは、こちらです。

私も最近ヨガを習うようになってから、アーサナ、呼吸法、瞑想の順にグルジの助けを借りながら行っています。いろいろ考えてしまうのは、初めての人に多いそうですが、できないながらも続ける努力が必要で、それが毎日ちょっとずつの積み重ねになるそうです。
このグルジは非常に古典インドヨガの熟練した方で、私が今まであった中でも最高のインド古典ヨガの先生です。ブログでご紹介しますね。 

私もヨガは初心者なので、瞑想をしても雑念が入ってしまう事がよくあります。わかっている事は、「今はできなくてもいつかできる。そのための準備を重ねる」です。私はここを何度も経験しているので、今できなくてもいつかできると信じて、そのかわり毎日行うようにしています。

(これは持論ですが)人の瞑想の入り方は、様々あります。呼吸を意識してできる人もいれば、静かにしないとできない人もいるでしょう。自分なりの瞑想に入れるポイントを探っていくのが大切です。

たとえば、自分は、呼吸する音をよく聞く事にしています。しかし、全員にあてはまるとは限りませんのでいろいろ試してみてください。

すべては心を集中させる訓練

アーユルヴェーダを学ぶとヨガ哲学の触れる事がよくあります。しかし、座学として「こういうものがありますよ」という所にとどまるだけです。私も正直まだまだ勉強不足です。

でも、今までやらなかった理由がありました。それは、「深すぎる」からです。

ヨガスートラとアーユルヴェーダは似て非なり

アーユルヴェーダは医学です。いい、悪いではなく、あくまで第三者的な立場で「観察」する事が多いです。いいも悪いも度合が過ぎれば「毒」になります。

一方で、ヨガスートラは哲学です。考え方であり、思想に近いと思います。(勉強不足なのでこの辺は、おてやわらかに。今そう思ってるってことです)したがって「こうあるべき」が結構でてきます。

瞑想は、心の訓練です。さらに、瞑想ができるようになるために呼吸法とアーサナを繰り返します。というのもアーサナ(ポーズ)は体の反動を使って行うものではありません。そのためポーズのまま「停止」するには「筋肉」と「集中力」が必要です。

体がどんなポーズでも、普通の呼吸ができるようにしなくてはなりません。そうすると、意識を集中しないと体はすぐにバランスを崩してしまいます。

呼吸法は、体をうごかさず、呼吸を繰り返すわけですが、同じように集中しないと呼吸は浅くなります。

これらを繰り返す事によって、集中する事に慣れていくわけです。「慣れ」です。ヨガも毎日やると「慣れ」ます。体が固いのも、続けていれば柔らかくなります。

ちなみに、体がやわらかいとポーズができる、でもそれは瞑想ができるにはなりません。そのポーズが取れていなくても、「そうなるように、集中する」ことが大事なので、楽々できても瞑想ができない方はたくさんいます。

マインドフルネスは、「心を満たす」作業

私達大人は、なにか一つの事をする時に別なことを考えてしまうクセがついてしまったようです。

どんな大人でも、赤ちゃんの時には、「泣く」「食べる」「笑う」などシンプルな思考だったはずです。

未来を心配したり、過去を反省して今を生きる事が、いいことでしょうか。

グルジはその答えを私達に教えて下さっています。

人間の魂は、精神や肉体とは異なるもので、老いたりしません。私達は魂の存在を意識する訓練をしています。普段クセになっている心の疲れや痛みがどうして訪れるのか、グルジは簡潔に教えてくださいます。

まだ、一か月に満たないので、これからの私の心境がどう変化していくのか楽しみです。

コーシャルグルジのティーチャートレーニングは、260時間で約10か月かけて解剖学、ヨガスートラ、ヨギーニの文化などを学んでいくコースです。実技と座学の試験をパスしますとインド政府人材育成省認定の認定証がもらえます。期間は土日で3時間ずつを予定しています。金額は2000USD(今年はZoomでの提供になるのだそうです)受講は全て英語になります。

こちらは、グルジのチャンネルです。これも時代ですよね。インドの先生からZoom越しとはいえ、レクチャーしてもらえるなんて、あまり機会がないのではないかと思います。

上記、ティーチャートレーニングは約22万円、さらに特典もあります。ご興味のある方は、7月スタートなのでお早目にLINEまで直接ご相談ください。(田澤LINE ID iphoneindia) 担当者へつなぎます。

それでは、皆さん、よい週末をお過ごしください。




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