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横長のレイアウトに情報量が多すぎ → ×

地下鉄駅の乗り換え案内表示です。地上へ向かう通路に設置されているものですが、この案内表示パネルの大きさ制限の中で苦労・工夫はされていると感じます。しかし情報量が多すぎて、見た人の目に必要な内容が飛び込んできません。

大別して2つ問題点があると感じました。

(1)横長レイアウト1行に並べる項目数が、把握できる個数を超えてしまっている。
5〜6項目ぐらいが横方向に並べる上限ではないでしょうか。

(2)色を多く使い過ぎている。
「西口地下広場」に緑色、「西武新宿駅前」に紫色を使っていますが、この色使いがなんらかのルールに基づいているのか不明ですし、得られる情報量以上に散漫な印象を与えていると感じます。出口の黄色は地下鉄一般の統一ルールとして利用者にも認知されているので、問題はありません。

個人的には、乗り換えに対象を絞って、「西口地下広場」と「西武新宿駅前」は省略しても良いのではないかと考えます。それだけでも印象はずいぶん変わるのではないでしょうか。


※本記事は筆者ブログからの転載です。
Originally published at ktazuke.goat.me on May 6, 2018

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