taz8 / 田附克巳

使いやすさについて徹底的に研究し、どうすれば使いやすくなるかを日々考えています。 Ka…

taz8 / 田附克巳

使いやすさについて徹底的に研究し、どうすれば使いやすくなるかを日々考えています。 KatsumiTAZUKE/田附克巳 東京都八王子市

マガジン

  • Culture Centered Design

    街で見かける使いやすいもの使いにくいものを○×で評価しています。

  • 美術館/博物館/文学館

    主に美術展や博物館などへの訪問記をまとめています。

  • ヒマスタインタビュー annex

    映像配信クリエイターの川井拓也さんが、ノウハウの限りを尽くして作り上げたスタジオから発信する神田に関わる人々へのインタビュー番組です。

最近の記事

ごみ出しカレンダーの外国語版 → ◯

出せるごみの種類や収集日、分類の基準や何を捨てられるかなどを記載したごみ出しカレンダーと呼ばれる冊子体のカレンダーが八王子にあります。他の市町村など自治体でも同様のものがあると思いますが、外国語バージョンが市のウェブサイトから見れるようになっていました。 英語、中国語、韓国語、タガログ語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語、ネパール語、カンボジア(クメール語)の9ヶ国語に対応しているそうです。 どうせならPDFではなく、HTMLページが望ましいとも思いましたが、この種の情

    • 種芋の袋を名札として活用 → ◯

      家庭菜園などで、ある領域に植えた野菜の品種を示すために、木の札などに「キタアカリ」などと油性ペンで名前を書くことが行われています。 これに代わる方法として、種子の袋や種芋の袋などのパッケージをそのまま支柱に被せてしまうやり方があります。単純な方法ですが、品種の文字を間違えたり、タイプミスもなく合理的な方法だと思いました。

      • 違いがわかりにくい → ×

        みんな大好き無印良品のスキンケア商品ですが、パッケージのミニマル化が進みすぎて、商品ごとの違いがわかりにくくなっていると感じます。 ビンや容器の共通化を進めて、無駄を省くことは良いことだと思います。しかし、容器の形状や色などで個別の商品を記憶している場合も多いと思います。商品名が書かれているとはいえ、正確に最後まで読む人は案外少ないものです。間違いやすいことは拭えないのではないでしょうか。

        • 道路の植え込みに粗大ゴミを捨てる → ×

          郊外の幹線道路の植え込みにはさまざまなゴミが捨てられています。最も数が多いのは空き缶やペットボトルですが、家電や家具など粗大ゴミに相当するものも見かけます。 先日は炊飯器が捨てられているのを見かけました。草木で覆われている空間はゴミが捨てられやすい場所です。不法投棄はやめましょう。

        ごみ出しカレンダーの外国語版 → ◯

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        記事

          詰め替え用パッケージに本体の画像を表示する → ◯

          洗剤や薬用石鹸など、さまざまな商品で詰め替え用の販売が行われています。詰め替え用のパッケージに商品名だけが表示されていると、よほど強いブランドが構築されていない限り、何の詰め替え品であるかがなかなかイメージできません。 人はいつも使っている製品(容器)の色や形状、ロゴマークや書体によって商品を判別、記憶しているものです。 よって、詰め替え用のパッケージには、上記例のように詰め替え用でない本体製品のイラストや画像をそのまま用いるのが、想起させるには望ましいと感じました。

          詰め替え用パッケージに本体の画像を表示する → ◯

          正直なお詫び → ◯

          食品スーパーで下記のような貼り紙があり、案内と異なる高い価格で商品を販売してしまったことを詫びていました。 10円高く売ってしまったのは6月1日の1時間だけのようです。レシートを持参すれば返金も受けるということ。このお知らせを作成するだけでも大きなコストがかかっているでしょうが、起こってしまったことをそのまま正直に報告し、妥当な対処をするということは大切だと感じました。 発覚後、1週間程度はこの貼り紙のお知らせは継続していましたので、その点についても好感度は高いと思います

          正直なお詫び → ◯

          インボイス対応領収書が出ることを強調 → ◯

          ごく普通の駐車場でしたが、大きく「インボイス対応の領収書でます」と表示したのぼりを立てていました。 会社で経理の担当者から「領収書はインボイス対応のTから始まる登録番号がないと経費として処理できません」と厳しく言われている人も多いと思います。 インボイス対応領収書がインセンティブになるのは妙な気もします。しかし未対応の領収書しか出ないところもあるので、このような点が売りになるのだなと感心しました。

          インボイス対応領収書が出ることを強調 → ◯

          自治体のITシステム共通化の兆し → ◯

          政府が全国約1800の地方自治体が使うITシステムを共通化する方針を固めたとのニュースを見かけました。 おそらくごく一部のシステムからスタートすることになるのでしょう。しかしながら、このような発想が生まれ、実現に向かって動き出すことは明るいニュースだと考えます。

          自治体のITシステム共通化の兆し → ◯

          大きく表示 → ◯

          食品スーパーでの冷凍食品売り場の温度表示です。上記写真では左側に小さく緑色の液晶でショーケース内の温度を表示しているのですが、あくまで従業員の温度チェック用であり、顧客がそこを見ることは滅多にありません。 お客様に見てもらうつもりであれば、あえて巨大で目立つスタイルにする必要があります。あるのかないのかわからないほど小さいものは、伝える手段としては残念ながら価値がありません。 蛇足ですがシャッターのタイミングで20℃に見えますが、-20℃がショーケース内の温度です。機会が

          大きく表示 → ◯

          誰が見てもわかる説明 → ◯

          郊外の一戸建て住宅の工事中の様子です。「ガス管引込位置」と表記されています。公道の地下に埋設されている本管からこの位置にガス管が引き込まれていることを示しています。 従来だとこのような情報は、工事関係者や職人さんだけがわかる符丁のような用語や記号だったのが、最近では素人が見ても何であるかある程度わかる説明が記載されるようになりました。 いたずらされる危険性はありますが、正確な情報があれば無闇に穴を掘ったり根が大きく広がる植物を植えることも防げます。素直な情報開示に向かう方

          誰が見てもわかる説明 → ◯

          洗剤量を測るキャップ目盛りの表示 → ×

          家庭用の洗濯機はどこのメーカーでも大体似たような水量の分類(多い・中くらい・少ない・ごく少量など)設定があり、それに応じた洗剤を入れることが求められます。 上記例の場合、洗濯ものの量、多いが48L、中くらいが37L、少ないが27L、ごく少量が16Lとなっています。洗剤でこの水量に対応する洗剤を測るのが、意外に面倒です。目分量で入れるので、多すぎるか少なすぎることが多く、ぴったり計量できたためしがありません。 一番良いのは洗濯機の大きさごとに、メーカーを問わず水量の分類が一

          洗剤量を測るキャップ目盛りの表示 → ×

          個数でなくグラム数で表示 → ◯

          みんな大好きブルボンのチョコブラウニーですが、内容量に114gとありました。パッケージ外袋に詰める際に、機械でこのグラム数を自動的に入れているのでしょう。 数を数えて詰めているわけではないので、何個入っているかは特定できないのです。ほとんどの場合8個入りだが、ごく稀に7個だったり9個だったりすることがあると言っている訳です。 ある意味、価格据え置きでだんだん大きさが小さくなって、内容量が減ってしまうよりも良心的ではないかと感じました。

          個数でなくグラム数で表示 → ◯

          取り出し口の透明ビニール → ×

          「FSCは持続可能な開発目標(SDGs)の目標達成に寄与します」などと謳って、ロゴを掲載するケースをよく見かけるようになりました。それ自体は世界全体の流れでもあり一般的な動きだと思います。 しかしそれより前に、ティッシュ取り出し口のビニール(透明フィルム)をやめるのが先ではないかと感じました。取り出しやすさとコストの両立を図るために、現在の方法より優れたものが見つかっていないのかもしれません。スーパーやドラッグストアで安価に売られているのはビニール(透明フィルム)取り出し口

          取り出し口の透明ビニール → ×

          選択できないなら効果的ではない → ×

          最近のニュース番組では、上記のようなレイアウトを頻繁に見かけます。記事やトピックの見出しをリストにして、現在流している動画の見出しがハイライト(上記例だと黄色)されるスタイルです。 もしリストの見出しがボタンになっていて、自由に押すことで選んだ任意の記事の動画を観ることができるのなら、とても良い方式だと思いますが、順番に上から流れるだけなら、効果的なレイアウトではないと感じました。 当たり前の話ですが、テレビ放送は基本的に時間軸によってプログラム内容が固定されていて、あら

          選択できないなら効果的ではない → ×

          無糖かどうかわかりにくい → ×

          みんな大好きヨーグルトですが、パッケージで気になっている点があります。自分は無糖のものを買いますが、無糖か加糖かの区別がつきにくいことです。 スーパーの値札は商品名の後に「砂糖不使用」と表記していて、商品パッケージでの無糖か加糖かの区別がつきにくいことを補っています。 低カロリーよりも、砂糖が入っているかどうかのほうが、目立つかたちで強調して欲しいと思います。

          無糖かどうかわかりにくい → ×

          花と新緑の季節 → ◯

          4月も下旬となり、花と新緑が美しい季節になりました。花はともかく、新しく芽吹く緑の美しさはこの季節ならではで、とても清々しい気分にさせてくれます。 若い頃はまったく興味を示さなかったのですが、ある程度の年齢になると、目が植物に向かうのは不思議なものです。

          花と新緑の季節 → ◯