やさしい日本語がかえって意味をわかりにくくしている → ×
NHKのこども向け「やさしい日本語のニュース」サイトの記事の表現に違和感を感じました。
脱退を「出る」、3位を「3番」と言い換えていますが、かえって意味がわかりにくくなっているように思います。難しい単語を使わずにこどもや日本語に不慣れな外国人にもわかる言葉で表現するのは素晴らしいことですが、だからこそ言葉の選び方は難しいと感じます。
特に「出る」は出発する、出かけるなどの意味が強く感じられるので、別の解釈をしてしまいそうです。口語的表現ですが「やめる」の方が万人向けではないでしょうか?
「NEWS WEB EASY」は、小学生・中学生のみなさんや、日本に住んでいる外国人のみなさんに、わかりやすいことばでニュースを伝えるウェブサイトです。
※本記事は筆者ブログからの転載です。
Originally published at ktazuke.goat.me on Oct 14, 2017
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