プリンターが壊れたので購入 → ◯
プリンター故障から購入までの心の動き
古いプリンターを騙し騙し使ってきたのですが、異音がして、ついに壊れました。この記事は、プリンターが壊れた直後から購入に至るまでの、筆者の心の動きを中心にCJM(カスタマージャーニーマップ)に簡略的にまとめてみましたので、それを補足するものです。
買わずに済むか考える
年末の出費は困るので、この際プリンターなしの生活ができないかを考えてみました。おそらく修理は現実的ではないと問い合わせる前に判断しています。もっと高価なものであれば、修理の見積もりをとる可能性が高いでしょう。
すべてをコンビニプリントですませるのは無理と考え、購入することに決めました。
とりあえず検索
iPhoneで、とりあえず候補となりそうな機種をざっくりと検索してみました。
Amazonか量販店か?
みなさんもそうだと思いますが、Amazon(通販サイト)で買うか、近隣の家電量販店で買うかを考えてみます。
量販店で実機を見る
私はまったく同じ商品のリピート以外では、モノを見ないと買い物ができない現物主義者なので、家電量販店のプリンター売り場に出向いて、候補以外の商品も含めて、実機を見てみることにしました。サイズ感や、ケーブルの差し込み位置、ボタンの位置、給紙位置などを展示品で確認しています。
一度家に帰る
スペック表だけではわからない面もあり、メーカーや購入価格帯のレンジなどおおよその方向性を決めて、一旦は帰宅しました。
再度詳細を検索する
下記条件に合うか、詳細を検索して調べます。Amazonユーザーレビューもとりあえず参考程度に閲覧しています。ただしユーザーレビューにはいい加減な情報も多いのであくまで参考程度にしかなりません。
価格コムなどもざっと目を通してみました。
【条件】
・安価なこと
・ハガキ印刷ができる
・A4までで十分
・印字品質、印字スピードはそこそこで良い
・省スペース
・Macintosh/Windows両方で使用
・スキャナーとして使える
・単体でコピーができる
再度量販店に出向く
結局候補機種は、Amazon価格が安くないので、翌日に再度量販店に出向きました。
値引きされている
候補機種の中の1つが、昨日までの小売価格より1000円値下げされていることを発見し、ほぼこれが決定的要因で該当機種に決めることにしました。
購入決定
値下げされている機種を単体で購入しました。
店員よりUSBケーブルや追加のプリンターインクの購入を勧められますが不要と断っています。
まとめ
こだわりや嗜好性の強い商品だとこんなに単純に進まないものだと思いますが、単純な意思決定においても、ポイントとなるきっかけがあり、その思考の流れを視覚化するのは有益だと思います。ひとつの参考事例としてご覧いただければ幸いです。
なお、このCJM(カスタマージャーニーマップ)は、UX Recipe というWebサービスを利用して作成しました。本記事で作成したデータも公開していますので、ご興味のある方は参照願います。
※本記事は筆者ブログからの転載です。
Originally published at ktazuke.goat.me on Dec 18, 2017
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