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「性行為より気持ち良い、自分のことを話す行為」週刊フォースプレイス#13

タクシーはフォースプレイスになる。
現代人の居場所として、タクシーが意外と必要な存在になると思っています。
それはメンタルヘルスにおいてもです。

タクシーといえば「時間を買う」とも表現され、その時間でお仕事をしたり
電話をしたり、束の間の休息にしたり。
利用者によって様々な使い方がされます。

今後は「居場所を買う」という表現も利用者によってはあるのではないかと思っています。

今回の記事はフォースプレイスについて語っていくシリーズの第13回で「性行為より気持ちい、自分のことを話すとき」のお話です。

「タクシーを移動手段からエンタメに変えていく」
日本タクシーエンターテインメント協会 
発起人 ヨナシロ
です。

週刊フォースプレイス、、、
タクシーはフォースプレイスになると思っているヨナシロがフォースプレイスについてタクシーがフォースプレイスになる理由を書く連載です。
過去の人気トップ3
一位『「タクシーはメンタルヘルスの役割も担う」週刊フォースプレイス#9』
https://note.com/taxi_driver1/n/nbcc05b7f2c2f
二位『「不満を生む場所ではなく、解消する場所に」週刊フォースプレイス#10』
https://note.com/taxi_driver1/n/n45d825ca3d7b
三位『【連載開始】「落ち着ける場所を探すあなたへ」週刊フォースプレイス#1』
https://note.com/taxi_driver1/n/nb762f5159d4a

過去記事まとめはこちら


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人と会話をする際、相手との共通点をみつけることや、共感を持つことが重要視されます。
コミュニケーションとしてはとても大事なことです。

しかし、自分の話したいことだけを話すという空間や居場所は少ないように思います。
唯一、SNSやYouTubeはそのような空間となっていますが、人に話を聞いてもらう現実的な場所はなかなかありません。

クラブやキャバクラといった、話を聞いてもらえるお店、
相談所、電話相談のような施設はそのような役割を持っていますが
金銭的に大きい、なにか相談事をするという理由が付いて回ります。
友人や知人、同僚と飲みに行って話す場もありますがそのような場所で話せないこともあると思います。

タクシーをフォースプレイスとして提唱することの中に、
「誰にも言えないことを話せる」
といったこともありますが、それは悩み事でもどうでもいい自分の好きなことでもなんでも良いです。
脳科学的な点で「話すこと」をみてみると、とても面白い研究結果がありました。

それが、
自分の事を話すときは「快楽中枢が刺激される」という点です。

これは研究結果として出ていて、
米ハーバード大学の社会的認知・情動神経科学研究所のジェーソン・ミッチェル氏とダイアナ・タミル氏の研究チームの結果としてこのようにまとめられています。

自分の感情や考えなどを他者に伝える「自己開示」によって、脳内では快楽物質ドーパミンに関連する領域が反応を起こすことが分かった。
ドーパミンは報酬への期待や満足感に関係する化学物質。
(記事より)
「人間が喜んで自己開示したがる理由は、その行為が食事やセックスといった一次報酬と同じように内因的価値を持つ事象を象徴するものだからだ」
(記事より)

話すことで快楽中枢を刺激する。
研究結果としても出ている人間にとって必要な「自分の事を話す」居場所をタクシーが担うことが出来ると思います。

タクシーはフォースプレイスになる。


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日本タクシーエンターテインメント協会 HP(仮)

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